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A(Answer)を求める暗記よりも B(Better) 或いはSB(Should better)を求める本当の学習を

「数学」とは何か、と検索してみる。

駒沢大学のHPに表記してある表現を用いると、

数学は、量、構造、空間、そして変化の研究です。数学者はパターンを探して、新しい予想を定式化し、適切に選ばれた公理と定義から厳格な推論により真理を確立します。

komazawa.u

とある。

この定義によると、「新しい予想」「推論」「真理」という文言が、この短い文章の中に並ぶ。

なんだか少しワクワクする文言である。

しかし、1+1=2から始まる算数、数学に、このような要素があるだろうか?
無い。

ひたすら答え、解を求める。つまり「暗記」するだけ。

「数学が得意!」と言っていても、結局A(Answer)を求めるだけであれば、それは暗記の範疇を出ないのである。

暗記学習は、何も数学だけに限らない。理科、社会、英語・・・これらも全てA(Answer)を求めて、ひたすら暗記。その暗記力が100点満点中の点数で表され成績となる。

しかし、本来、

英語の mathematics ないしその単数形 mathematic の直接の語源は、古フランス語 mathematique であり、これはラテン語の (ars) mathematica、またギリシア語の μαθηματικὴ (τέχνη) に由来し、原義は「学ぶこと」である。

wikipedia

数学は、「予想」や「推論」を打ち立てながら、「真理」を目指していく学習そのものを指す言葉なのだ。

人はそれぞれの人生において、多種多様な問題に遭遇する。
A(Answer)なんて無い事ばかりなのである。

人は、それぞれの人生を力強く生きて、それぞれの幸せを掴むために、その人生を歩いているはずである。

B(Better) 或いはSB(Should better)を求める学習をすべきなのである。



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