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世の中には、「よどむ、お金」と「よどまない、お金」がある。

これからの未来を生きていく若者は特に、「世の中には、(よどむ、お金)と、(よどまない、お金)がある」ことを知っておくといいだろう。

なかなか判断の難しいことではあるが、ここで「悪いお金」ではなく、「よどむお金」。「いいお金」ではなく、「よどまないお金」と表現したことについて説明したい。

もっとも顕著に「よどむ、お金」のひとつが、税金の中ので振り分けられる「業務委託料」であろう。
これは文字通り、行政が委託する業務について、入札などで金額を決めておいて、その後行政が民間会社(業者)に支払うもの。
現実的には、地方の民間会社は、様々な職種において、この行委託費に頼っている企業が多い。

そこに現実的に「お金」があるわけだから、人にとってはこれは当然、「よだれが出る程、欲しいもの」に違いない。
あの手、この手でそのお金を掴もうとすることは、当然のことである。

もちろん横領とかではなく、法的には問題ない。
しかし、問題なのは「いつも、そこに溜まる=よどむ」という点。

いつもそこに(決まって支給される)となると、「できるだけ労力・経費を少なくして利益分を大きくしよう」という心理が生まれる。これも当然のことである。

それはつまり、「労働への意欲(モチベーション)の著しい低下」となるのだ。

そういう「よどんだお金」目当ての企業・団体に、希望を持って就職した新卒の若者が入って行けば、どのようなことになるか、これは容易にわかるだろう。



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