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少しラクに生きるためのヒント

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#悩み

子どもが「学校(保育園・幼稚園)へ行きたくない」と言った時に

子どもが「学校(保育園・幼稚園)へ行きたくない」と言った時に、どうすればいいのか。 ①「子どもあつかい」をしないこと ②人格のある人間として尊重すること ③子どもに興味を持ち続けること ④①~③について、自分に原因を探してみること 誤解の無いように注釈をつけます。 ①に関して、「行かなければならないんだよ!」と問答無用で、登校・登園を促すことも、「行きたくないなら、いいんだよ」とすぐに肯定してやることも、「学校が悪いよ。他の子が悪いよ」とすぐに結論づけることも、全

「ソリューション」をベースにしないなら、そもそも学習や仕事をする意味が無いではないか

人が生きている以上、そして世の中に社会がある以上、必ず「問題」が存在する。 だからこそ、そん問題を少しでも納得・満足できる(~と思える)状態に近づけるべく、あらゆる角度から方策を探り、トライしてみることが必要である。(それをここでは「ソリューション」と定義している) 言い換えれば、それが「生きる」ことであり、常にそのマインドで毎日を過ごすことが、「生きるという意味」とも言っていいだろう。 「ただ何か、数や名称だけを覚えるためだけの勉強」 「試験にパスする為に暗記して、正答

日本人の最大の弱点は、事前にマイナス要素ばかりを並べ立てて、結局いつまでも一歩が踏み出せないこと

「日本人の最大の弱点は、事前にマイナス要素ばかりを並べ立てて、結局いつまでも一歩が踏み出せないこと」という表現は、まだ控えめな表現である。 有体に言うと、「何か問題や困難に直面した時に、すぐ憂いたり、弱音を吐くばかりで、どんな方法(考え方)なら解決・打開していけるかという思考に切り替えて、すぐにトライする【人間力】が弱い」ということなのだ。 たとえどんなに、困難・絶望的な状況に陥ったとしても、かならず解決できる方法があるはずだ。 百なら百考えて、すぐにそのどれからでも試

過去のトラウマに打ち克つために、身体のサインで脳にポジティブなシグナルを送ろう ①

なぜ、過去の暗い思い出ばかりが頭に浮かんでくるのでしょうか? 実際は、同じくらいか、それ以上に明るい思い出もあるはずなのに。 いろんな状況がありますが、暗い思い出は、「今後、二度と同じ思いをしたくない」という深い感情を伴って、脳の深い部分に記憶されます。 家族やペットの死、受験や就職の失敗、親友の裏切り、いじめ、いやがらせ、失恋、離婚など、いずれもそうですよね。 明るい思い出は、それに比べるとそこまで強くない場合が多いです。 それは「ラッキー」であり「ハッピーサプライズ」

いじめと不登校、ひきこもりを克服するには

◎特別扱いしないこと。その他、「子ども扱い」など「 ~扱い」しないこと。 ◎リスペクトすべき存在として接すること。 この2つです。 「なんだそれ」と思われるかもしれません。 しかし、この2つが身近な家族、保護者ができていないことが大半です。 私の旧友は、子どもをやっと授かって、その子が小学校に上がる時に、「何かあったら心配だ」「後で後悔するよりはいい」と言って、毎朝登校する息子の後をつけました。そんなことをすると、逆効果で後に不登校にでもなって、我が子を苦しめること

学校教育に決定的に欠けているものの一つ ⑥  壁にぶつかった時にこそ、乗り越えられる力を身に付けること

何年前になるでしょうか? 容姿端麗で高学歴から、一部上場の有名企業に採用されたお嬢さんが、様々なハラスメントと過重労働により、わずか数ヶ月で自死を選んでしまったというニュースが流れました。 一概には言えないことですが、「申し分ない高学歴と経験値」は、そのお嬢さんの壁を乗り越える為には、何ら役に立たなかったことは、悲劇としか言いようがないし、今の学校教育の問題点を浮き彫りにした事例と言えるでしょう。 老若男女、どんな人でも生きていれば必ず何らかの壁にぶつかります。 それが

もし、誰かに「死ね!」と言われた(書かれた)ら・・・

『 わたしみたいなのに、突っ込まれるような隙も無いくらい、堂々と自分に自信を持って輝いて生きていきなよ! せっかく生まれてきた一度きりの人生なんだから! 』 ぐらいに受け取ったらいい。 事実、そういう意味合いの部分も多分にあるのだから。

簡単に反抗期と言うなかれ ~ 「ハヤブサの四季」に見る子離れと巣立ち

「反抗期」。考えてみれば、なんとも親目線のことばです。 実際に自分自身も親として、その反抗期なるものに直面しました。 しかし、子ども目線で考えてみれば、次のようになるのかなと思います。 「反抗期 = 本能的に人として独立・自立する為の力を蓄え、試そうとしている時期」 よく「反抗期が無ければ大人になれない」と言われますが、親側として注意すべきこともあると考えます。 それは、 ①「順調な自立のための反抗であるか」と、 ②「反抗を理解し、それを阻害する態度・行いをしていない