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少しラクに生きるためのヒント

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#経営学

「チップ制経済学」を本気で考える

「経済学」が大袈裟なら、「チップ制経営学」でもいいかもしれない。 けっこう本気で、「チップ制」が経営上重要なファクターだと考える。 日本の購買文化に「チップ制」は無いが、「心付け」などは、同じ要素と言えるかもしれない。 私のような個人でのソリューション業?においても、作業後に「それじゃ少ない!」と規定料金以上に支払いをしてくれるお客さんが、数パーセントではあるが存在する。 クラフト品の販売においても然りで、「対州馬のために役立ててください」と余計に購買してくれる人もおられる

仕事のマインドを考える ~ コンビニやホームセンターレジでのシール貼り

「たかが、レジでのシール貼り?!」と思われるかもしれない。 しかし、これ実は、経営者が「経営マインド」として、重視すべきことである。 これだけ日本の隅々までコンビニ(やホームセンター等)が行き渡り、生活に密着している以上、一日に日本中で、このような行為がいったい何回行われているだろうか??? そして、今後も行われ続けるだろう。 考えやすい事例がweb上にあるましたので、引用してみる。 実は、このトピックス、延々と擁護派?反論派?などに分かれ、論戦が続いている。 みんな、い

「啖呵売」という話芸による、上級の販売方法に、新しく学ぶ②「この人から買いたい!」

長崎市には、昔から「おくんち」と呼ばれる祭りがあります。 毎年、10月の7,8,9日に行われるので、「9日=くんち」と呼ばれるようになった祭りです。 昔は、一帯を埋め尽くすほど露店が並び、賑やかでした。 子どもの頃は、山車などよりも、にぎやかな露店めぐりが楽しみで、友だちと繰り出していたのですが、もっと昔を辿ると、より活気が溢れていたことがわかります。そこでは、すばらしい「話芸」とも言える啖呵売が至るところで行われていたようです。 ところが、ここ数年と言うか、数十年と言うか

「啖呵売」という話芸による、上級の販売方法に、新しく学ぶ①「車 寅次郎の啖呵売」

啖呵売(たんかばい)という昭和の時代まで盛んであった、非常に巧みで上級な「販売方法」をご存じでしょうか? 記憶に新しいところ?では、映画「男はつらいよ」シリーズの主人公、車 寅次郎が的屋(てきや)として縁日の露店で行っていたのがこれで、巧みな話術で人を集めて笑わせ、さらりと物を売るといったものです。 特に寅次郎が商売をしながら述べる口上は、鮮やかなものとも言えるものです。 どうです。目で追うだけでもうっとりとしますね。 声に出して読んでみるだけでも、何だか元気がでてきま

売れるかどうか心配する前に、まずいろんな「売り方」に挑戦してみよ

売れるか、どうか。バズるか、どうか。お客さんがくるかどうか。 そんなことを一年中、朝から晩まで思案していてもしょうがない。 「商売は、売り方が9割」と、どこかの誰かが言ったそうな。 だったら「売り方」を思案して、まずやってみな!

誰もが、新商品開発、品質改良、販路拡大、販売システムの構築等に躍起となっているが、何故もっと「宣伝方法」に心血を注がないのか?

TVの電源を入れると、深夜から早朝までショップ・チャンネルのような番組が流されています。 ブラウザを開くと、広告が矢継ぎ早に表示されてきます。 民法ラジオもそうです。 郵便もそう。 新聞もそう。 投函チラシもそう。 その中でアピールしていることは、ほぼ全てが、「商品」や「サービス」の宣伝です。 この世界的な不況の中、物やサービスを売り込むことは、本当に大変で、上記のように、起きて寝るまでの間に出会う情報に、かくも山のような商材宣伝が入ってきている状況は、十分に理解できます。

「経営学」のススメ

今更なのであるが、経営学に関する本を読んでいる。 勉強しているというよりは、非常に面白く興味を掻き立てられるものだから、読まずにはおれない。 例えば、マーク・W・シェイファーという人の著作の中にこういう文言がある。 『 ・・・マーケティングとは、あるゆる人間的な学問を融合し、実践することなのだ 』 「マーケティング」と聞くと、印象として「何か物を売るテクニック」であるとか、「知ったかぶりをしたIT関連の同級生が、SNSの中で偉そうに、(さも自分の言葉であるかのように)述べ