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少しラクに生きるためのヒント

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#問題解決

「年をとったから、もうできない」のではない。若い頃から「トライ&エラー」という思考が無いだけなのだ

「年をとったから、もうできない」とすぐに言う人がいる。 しかし、そういう人は、若い時でも、「こうすれば、うまくいくかもしれない」というトライ&エラー(試行錯誤)ができなかった人なのだ。 だから、あらゆる問題は、どこかの誰かがやるだろう。少なくとも私には関りの無い、手に負えない問題だとして、目をそらして考えも感じもしなくなる。 ただ、限られた自分にできる楽しみだけを考えて生きていく。 かつては、私自身も、そんな人間に成り果てようとしていた。

「逃げる」のではない。「No deal」とするのである

NHKラジオを聴いていると、時々「お悩み相談」みたいなコーナーがあります。 子育てから夫婦間のこと、仕事先の人間関係など実に様々なのですが、ラジオに投稿してくるぐらいですから、事態は深刻なものが多いと感じます。 コメンテーターの方も、短時間のうちにある程度明確な回答をしなければならないのですから、そのプレッシャーは相当なものであることは理解できます。 しかし、その回答を聴いていると、毎回のように気になる言い回しがあります。 それは「もうそれは、逃げちゃっていいですよ!」み

「いじめ問題」は、「いじめをする方の問題」であり、「される方の問題」ではない。「不登校問題」は、「学校の問題」であり、「不登校をする生徒の問題」ではない

しかし、大抵の場合、問題を持っていない方の問題とされてしまうので、解決することは並大抵ではない。 解決するには、問題とされてしまう側の児童、生徒を「問題児(生徒)扱い」せず、一個の人格を持つ人間として接するだけでよい。 それなのに、多くの保護者や教師がそれを台無しにしてしまう。 つまり学校の教師は問題の当事者としての自覚が全くないので、解決の糸口を見つけられるはずがない。 保護者は、心配という「子ども扱い」により、知らない内に「いじめ」や「不登校」を悪化させる側に加担さ

「夢は大抵叶わない」なんて、気安く言うが、365°の内、何°試したのか?!

幼稚園や保育園の卒園式で、 「お花屋さんになりたい」 と述べていた子どもは、その後ほどなくして、 「そんなのなれるわけない」と悟ってしまう。 青年期になっても状況は劇的には変わらない。 進路学習、進路指導において、夢を語る生徒なんていない。 3者面談でやりとりされるのは、成績と進学先と就職先の可能性だけにすぎない。 世の中には、「刀折れ矢つきる」だとか「万策つきた」なんていう、すぐにあきらめることを正当化?する言葉も多いように思う。 「夢なんて大抵叶わない」と堂々と言

「赦す」「譲る」「認める」「謝る」 を常備すること ④ 今、世界で起こっている戦争を終結させること

私たちは、「人権」と「平和」について、かなり進歩的に学んだはずだ。 しかし、残念ながら、私たちの世代には到底解決しそうにない新たな遺恨を未来人に残そうとしている。 私たちの孫世代にとって、「プーチンがどうとか、EUがどうとか、バイデンがどうとか」はまったくもって関係も無ければ責任も無い話だ。 今、やっている「制裁」もコロナに弱った経済をさらに悪化させ、弱い立場の人を下手すれば「死」に追いやるだけのことになる可能性が高い。 その上に、生きてゆく人に、解けることの無い「遺恨

いじめと不登校、ひきこもりを克服するには

◎特別扱いしないこと。その他、「子ども扱い」など「 ~扱い」しないこと。 ◎リスペクトすべき存在として接すること。 この2つです。 「なんだそれ」と思われるかもしれません。 しかし、この2つが身近な家族、保護者ができていないことが大半です。 私の旧友は、子どもをやっと授かって、その子が小学校に上がる時に、「何かあったら心配だ」「後で後悔するよりはいい」と言って、毎朝登校する息子の後をつけました。そんなことをすると、逆効果で後に不登校にでもなって、我が子を苦しめること

学校教育に決定的に欠けているものの一つ ⑥  壁にぶつかった時にこそ、乗り越えられる力を身に付けること

何年前になるでしょうか? 容姿端麗で高学歴から、一部上場の有名企業に採用されたお嬢さんが、様々なハラスメントと過重労働により、わずか数ヶ月で自死を選んでしまったというニュースが流れました。 一概には言えないことですが、「申し分ない高学歴と経験値」は、そのお嬢さんの壁を乗り越える為には、何ら役に立たなかったことは、悲劇としか言いようがないし、今の学校教育の問題点を浮き彫りにした事例と言えるでしょう。 老若男女、どんな人でも生きていれば必ず何らかの壁にぶつかります。 それが

戦争の辞め方(国際問題の解決の仕方)

有史以来絶えたことのない戦争、これは地球規模の問題と言ってもいいと思いますが、「国際問題の解決の仕方」で検索したとしても、何ら明確なものはヒットしてきません。 寧ろ、あまりにも遠すぎて可能性が薄いがために、あきらめてしまっているかのような印象も受けます。 しかし、明確なことは、未来の世代にまで遺恨やツケを遺す問題は、せめて解決の糸口くらいは見つけなければなりません。 今回、コヴィー博士の「7つの法則」のシナジーを引用して、ひとつのシミュレートをやってみたいと思います。

スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」とアンガーマネジメントをちょっと組み合わせて、人間関係の問題を解決する

仰々しいタイトルにしては、内容が薄いものであることを、まず言っておきます。 「7つの習慣」も「アンガー・マネジメント」「職場の問題」もそれぞれ、語るには内容が深すぎますので。 ここでは、あくまで「ヒント」と捉えていただければと思います 設定は、よく在りがちなことですが、『 ある若者が就職したのだけど、どうもその職場になじめない。従って人間関係も構築できないので、その状況が苦痛になり、定時が過ぎると、他の職員がまだ残っているのに、逃げるように帰っていってしまう。それをよく