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少しラクに生きるためのヒント

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#ソリューション

「お花屋さんなんて、儲からないから、なれっこない」に答える ~ ソリューションのあるバック・エンド商品

「お花屋さんなんて、儲からないから、なれっこない」は、確か私の娘が5歳くらいの時に言った言葉である。 幼い子どもの発言とは言え、けっこう根深い問題である。 多くの親や先生が、こういう発言に出会ったことも少なくないと思うが、この言葉に対して何と返してあげればいいだろうか? いろんな考え方とそれにまつわる、いろんな答え方があるだろう。 しかし、私はまず、「お花屋さんなんて、儲からないから、なれっこない」という問題については、圧倒的に「ソリューションのあるバック・エンド商品と

基本、人生とは、生まれ落ちた時から死ぬまで、問題解決(ソリューション)への挑戦の連続なのだ

「生まれた時は、違うやろ!生んでくれた母やその他の人が、世話して育ててくれたから、今こうして生きていることができるんや!」と言うかもしれない。 いや、そうじゃない。 貴方は、生まれ落ちたその瞬間から、「このままやと、死んでまう」という現実的な大問題に直面して、最大のソリューションを実践しているのだ。 まず大声で、「なんとか世話してくれ~~~!」と大声で泣き叫んでいるだろうし、これ以上は無いというような「愛くるしいしぐさ」で、自分へのケアをアピールしているだろう。 人生と

マニュアル通りにやっているのに、クライアントからクレームが入るのは何故か?

ある一日の出来事。 ある大切なお客さんの依頼で、入居される予定の介護付き有料老人ホームへ荷物を搬送した。 場所は長崎市の早坂町という、高台にある施設で、茂木の海を見渡せるなかなか立派な老人ホーム。 受付で用件を述べると、該当の部屋は4階であるという。エレベーターは一基だけで、それを使えと鍵を渡された。 結構な荷物であり、当初の話よりだいぶ荷物が増えていたので、「これは大変だ!」と思った。 幸い、馬運車にはロープを常備していたので、荷物をロープでまとめ、担ぎながら運ん

「仕事=働く」の原点は、相手に「Win」を与えること

仕事を探すという時に、まず考えることは「ハローワークで仕事を探す」であろう。私自身もだいぶお世話になった経験がある。 次が「就職情報誌やサイトを見る」だろうか。 しかし、 その2つには表題のような内容とは、かけ離れている案件がほとんどと言って過言では無い。 結果、原点と離れている状態が長く続く状態に耐えられず、離職する → (募集する側は)再び募集する、というサイクルになっている。 ハローワークにしても情報誌にしても、いつも同じような職種、内容だけが常時掲載されていることに

「ソリューション」をベースにしないなら、そもそも学習や仕事をする意味が無いではないか

人が生きている以上、そして世の中に社会がある以上、必ず「問題」が存在する。 だからこそ、そん問題を少しでも納得・満足できる(~と思える)状態に近づけるべく、あらゆる角度から方策を探り、トライしてみることが必要である。(それをここでは「ソリューション」と定義している) 言い換えれば、それが「生きる」ことであり、常にそのマインドで毎日を過ごすことが、「生きるという意味」とも言っていいだろう。 「ただ何か、数や名称だけを覚えるためだけの勉強」 「試験にパスする為に暗記して、正答

できない理由を「年齢のせい」にする人は、元からできないだけのこと

よく「もうこの歳だから」とか、できないことを「年齢」のせいにする人がいる。 しかし、それは年齢のせいではなく、元々若い頃からも、「今はだいぶ歳をとって、Aというやり方はできないが、Bというやり方ならできるかもしれない。あるいは、見方をかえて、Cという方法ならどうだろうか?」というソリューション的な思考ができなかっただけなのだ。

日本人の最大の弱点は、事前にマイナス要素ばかりを並べ立てて、結局いつまでも一歩が踏み出せないこと

「日本人の最大の弱点は、事前にマイナス要素ばかりを並べ立てて、結局いつまでも一歩が踏み出せないこと」という表現は、まだ控えめな表現である。 有体に言うと、「何か問題や困難に直面した時に、すぐ憂いたり、弱音を吐くばかりで、どんな方法(考え方)なら解決・打開していけるかという思考に切り替えて、すぐにトライする【人間力】が弱い」ということなのだ。 たとえどんなに、困難・絶望的な状況に陥ったとしても、かならず解決できる方法があるはずだ。 百なら百考えて、すぐにそのどれからでも試

ソリューション的な学習とは、「Win-Winを構築すること」

単調な今の「暗記ー確認学習?」と対極にあるのが、「ソリューション的な学習」である。 ソリューション的な学習=昔から言われてる「問題解決学習」といっても、もちろんいい。 ただ敢えて「問題解決」という言葉を使わないのは、この学習の特徴は、必ずしも「解決」ではないからだ。 日本語で表すと難しいが、「善処への試行錯誤学習」とでも言えばいいだろうか。 例えば、算数で「3人で10個のリンゴを分ける」とする。算数では10÷3=10/3=3+1/3なのだが、実際には3人で3個ずつリンゴ

「働く」の原点は、「自分に向いている仕事(会社等)を探すこと」ではなく、「物事を解決に導くソリューション力を発揮すること」 ②いかにソリューション力を養成するか?

映画「カールじいさんの空飛ぶ家(原題:UP!)」をご存じだろうか? ディズニー・ピクサー社のアニメで、子どもに大変人気のある映画なのだが、その映画の最初の方に、このようなシーンがある。 妻に先立たれ、一人暮らしをするカールの家に、ボーイ・スカウトの少年ラッセルがやってきて、お決まりのセリフを述べる。 『 Can I cut your trees? ・・・・・ (お庭の木を切りましょうか?)』云々と。 自分が人の役に立てる(他人の問題をソリューションできる)ことがらを尋ねてい

「働く」の原点は、「自分に向いている仕事(会社等)を探すこと」ではなく、「物事を解決に導くソリューション力を発揮すること」 ①なぜソリューション力なのか?

もう少し言い換えると、「働く」の原点は、「自分に向いている仕事や職業を見つけること」ではなく、「社会に溢れている大小様々な問題などを解決に導くソリューション力を発揮すること」だが、残念ながら、こういった力は現在までの学校では、ほぼ養成されることは無い。 もっと端的に言うならば、子どもは物心ついて、数年のうちに、「なりたい職業」なんて、なれるわけがないし、そんなのがやっていける程あまくないということを悟ってしまうのだ。 保育園の年中さんで「花屋さんになりたい!」と言っていた

商売をやるならば、「品質(種類)」ー「価格」ー「付加価値」ー「宣伝」の次に来るものが、もっとも重要

何か物を売る場合であれ、サービスを売る場合であれ、オーソドックスには、標題のような思考になると思います。 ここまでは、ほぼ誰もが考えると思うのですが、実際はそう簡単なものではありません。 「商材が時代に合わなかった」とか「商売に向いてない気質だった」とか、「ターゲットとなる消費者の心理をつかめていなかった」など色々と失敗の原因を考えますが、本当にそうでしょうか? 私は、その次にくるべき「もの」が無いので、伸び悩んだというのが実情ではないかと思います。 その次に来るべきも