#57Mr.Children「彩り」
こんにちは、人馬交流分析士のりょーじ(@Horse Value)です。人馬交流分析って何?りょーじって誰?それをやって何になるの?という疑問への答えは#1をお読みください!
今日は題名でも分かるように、本題とは関係ないお話です。ずっと真剣なお話をしていると、読んでいる人も疲れてしまうと思いますので、ブレイク(休憩回)としてただ僕が好きなものや最近感じていることをお話しする回をやっていきます!
今日のブレイク回ではお馴染みMr.Childrenの曲を紹介していきます。いつもはnoteの流れとは関係ない話をしているのですが、今回は少し直近の#51~#57で何度もお話してきたことと関係のあるお話です。僕たちはいつも繋がっているよね、人間は関係性の網の中で生きているよね、ということを歌っている歌を持ってきました。
早速歌詞を見ていきましょう!
僕の最も好きな歌詞は「なんてことのない作業が この世界を回り回って 何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく」というところです。
僕たちは時として自分が何のために働いているのか、はたまたなんのために生きているのか分からなくなる時があるんじゃないでしょうか。そんな時にこの歌は、この歌詞は身に沁みます。
どんな仕事も、いや仕事とはいえない活動も、ただ生きてご飯を食べるただその行為でも、僕たちは周りの人と繋がっていて影響を与えているのです。目の前の人に感謝される仕事をしている人はそれを感じやすいと思いますが、そうでない人も同じなのです。
お金を払う側だとしても同じです。自分がお金を払って何かを買って、そのお金が誰かのお給料となって誰かの夢を叶えるということが起こっています。中々人の目につかないものを作っている人もそうです。自分が工場で作った小さな部品が最終的に何か機械になって、お客さんを幸せにしているのです。
人間は関係性の中に生きている。#51~#57で何度も紹介してきた、有名な哲学者ヘーゲルが言った言葉です。僕たちは物質的にも支えあっているし、その物質的な繋がりも誰かの喜びの為に連なってきたものなのです。必要ではないものは売れない、という世知辛い世の中のようですが、こんな風に喜んでもらえることがお金を生んでそれが繋がっていく、と考えたらどうでしょうか。お金は僕たちが喜びを表現し、繋いで、連鎖させていく為の道具だと考えたらどうでしょうか。
お金の話をすると時に「意地汚い」とか「打算的」という風に眉をしかめる人がいます。実は僕もそうでした。
でもある時、気づいたのです。「自分自身がそのような打算的な考え」に支配されているからこそ、そんな風にお金を大切にする人を見てしまうんだ、ということに、です。それからの僕はお金を出すときに本当に感謝しよう、と思うようになりました。そんな風に感じていると、自分が感じた幸せをお金を使って幸せをくれた人に返して、それが次の幸せにつながっていったら良いな、と思うようになりました。
この「彩り」の歌詞にもなんだかそのようなイメージを持つ歌詞があります。「今 社会とか世界のどこかで 起きる大きな出来事を 取り上げて議論して 少し自分が高尚な人種になれた気がして 夜が明けて また小さな庶民」という歌詞です。
何か大きな理想を掲げてカッコいいことを言って夢を見ても、結局は目の前の一歩一歩を、そこで生まれる小さなお金を追いかけるところからはじめるしかないのではないでしょうか。それでいいんだと思います。その一人にとっては小さな何かもそんな前向きな夢の一部であったとしたなら、他の誰かのまたそんな小さな夢の一歩と繋がっていくんだと思います。
だから目の前の小さな仕事を、お金を積み重ねて大切にしよう、それと同時にそれが皆と繋がっていることを感じよう。というのがMr.Childrenのメッセージだと思います。
明日も一日頑張りましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?