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双子座の解釈編〜門馬寛明先生の「西洋占星術」を読み解いてみた11〜

毎日投稿345日目。門馬寛明先生の「西洋占星術」を読み解いてみたシリーズ11です。今日は双子座の解釈をご紹介します。

◆双子座とは

双子座は、三月上旬の夕方、頭上南寄りに見える星座です。その星の配置は肩を組んだ二人の男の子を表わしています。(中略) この肩を組んだ二人の男の子に象徴される、いろいろな性格をもつことになります。つまり、この星座は、二つのものの結びつき、「コミュニケーション」の星座なのです。
双子座には、この意味からくる二つの個性があります。
第一は、シンボルの「♊️」によっても明らかなように、「二の数」です。一に対して二は数の発展であり、数は人間だけにあたえられた推理の基礎になる知恵です。つまり、この シンボルは、「知恵の発展」を象徴し、「自省と推論」の能力を表わしているのです。
第二は、この星座の呼び名のごとく、「二人の人間」です。つまり、二つの脳に象徴される二重の知性、「知識と活用」の能力を示しているのです。
双子座の守護星は、古代から商人と盗人をつかさどるといわれた「水星」です。この星が影響して、双子座の人は、弁舌力と知略知謀の力をさずけられました。
こうして、星座自身があたえた「二重推論」の能力と、水星がさずけた「弁舌力」は、あわせて、双子座の人を、臨機応変、機知縦横で、筆舌ともに多角的な知性の持ち主にしたのです。何事にも溺れ込んでしまわない理性は、たとえば、いくら遊んでも、いくらつきあいをもっても、双子座の人が異性にしんから惚れることをできなくしてしまっています。
双子座の人の二重の脳の一方は芸術家で、他の一方は外交家です。それが合わさって、だれに対しても、優雅な親近感をあたえるのです。集まりに出れば、ただ出たというだけで、一座を明るくすることができます。

→双子座が、あらゆることをこなせる器用な面があるのは、星座が持つ二重性ということは、解釈においてのキーになるでしょう。「二重だから〇〇」というように応用が利きそうです。

◆ 双子座の人が向いている職業

双子座の本質である二元性が、ここでは、推論と実行という二つの面になってあらわれてきます。パズルを解くように明快な思考力と、迅速な行動力を要することに、特異な才能をもっているのです。危急に際しても、即断即決できる判断力と決断力をもっています。
その行動力は、主として軽快な表現力と、説得力になって現われてきます。必要を感じない人の心にも、必要をさとらせる才能があるのです。(中略)また、明快な思考力は、双子座の人の、スピーディーな知識の習得力にささえられています。
このような特性を十分に生かすとすると、どんな職業が適しているでしょうか。
行動力と思考力、そしてコミュニケーションの星座である双子座本来の性格を生かせば、小説家、新聞記者、雑誌記者、生活評論家 (とくに、性)、通訳など。ほかに、営業マン、興信調査業などがあげられます。

→行動力と思考力を活かせる仕事に就くのが、幸運への道のようです。

◆ 双子座の金運上昇のための秘訣

ギャンブルをして、かならず妙にツキがまわったという経験があるはずです。競馬、競輪、パチンコ、マージャン、花札、なんでもおやりなさい。あなたは、ギャンブルの天才になる素質があります。ただし、長い目で見て、不動産への投資は危険です。あなたがギャンブルをするのも、一つにはギャンブルをつうじて、他の人との交流を深め、ギャン ブルによる収入だけでなく、好ましい人間関係から得られる有形無形の収入が、あなたの財産なのです。あなたは、いわゆる「顔の広い人」になる可能性が大きいのです。

→双子座がギャンブルに強いのかは、正直言って分かりません。ただ、双子座は風サインなので、情に流れないという意味では向いているかもしれません。

◆双子座にふさわしいパートナー

双子座は生活の単調さには、やりきれない退屈を感じる性格があります。家庭に新鮮な風を吹き込める相手が最上です。

と記されており、双子座と相性が良い星座として、天秤座と水瓶座を挙げています。

◆最後に

双子座も一見軽そうに見えても、結構奥深いはずなんですよね。二重性があるからこそ、外からはなかなか本心が見えづらいのかもしれません。

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