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石原裕次郎氏を占ってみた~地の時代を名残惜しんで~

毎日投稿178日目。今日は、戦後を代表する大スターの石原裕次郎氏を占ってみたいと思います。2020年12月で地の時代が終わると言われていますが、この方こそ”地の時代を代表する芸能人”と言えるでしょう。

12月28日生まれの太陽山羊座ということもあるでしょうが、単に個人で芸能活動するだけでなく、「石原プロ」を設立し、映画やドラマの自主製作で所属俳優を育てあげたというのは、日本の芸能史に燦然と輝く功績です。

しかし、「風の時代」を迎えるにあたって、石原裕次郎氏の功績が歴史に埋もれてしまわないかと感じてしまいます。

仏教では三十三回忌で弔い上げになりますが、ちょうど土星が一周する期間(約30年)と同じです。亡くなった人が、生きていた時のエピソードや遺産などで現世に影響を与えるのは、おおよそ30年ぐらいということです。

三十三回忌を過ぎ、石原プロも2021年1月に解散してしまい、平成生まれの私であっても、石原裕次郎氏がどのような人物だったかを書き記しておく必要があるはずだと一念発起し、今回の記事にしました。

◆ホロスコープを読んでみた

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1934年12月28日午前8時生まれ、兵庫県神戸市出身です。出生時間は午前9時という説もありましたが、その時刻だとASC水瓶座になるので、それはイメージとは違うかなと思い、午前8時としました。

太陽山羊座、月乙女座で、どちらも地のサインの組み合わせですので、公私ともに堅実で、細かい部分に目を向けるような性格です。

太陽のサビアンシンボルは山羊座6度「暗いアーチのある小道と底にひかれた10本の丸太」になります。渡哲也氏も同じ誕生日ですので、太陽のサビアンシンボルも同じになります。その意味は、「自己犠牲を払ってでも目標を成し遂げる」、「些細なことにも配慮を怠らない」になりますが、同じサビアンシンボルだからこそ、渡哲也氏が石原軍団を受け継いでも、軍団のカラーが変わらずに存続出来たのでしょう。

◆昭和の芸能界を代表する大スターとして活躍出来た理由は?

12ハウスに太陽、水星、金星が入っているので、単に大スターでいるというよりも何か宿命めいたものを抱えて、映画やドラマの製作、芸能活動をしていたのでしょう。金星がASC付近にあるので、大衆を惹きつける魅力を兼ね備えていたことは間違いないです。

派手なアクションや爆破を好んだのは、9ハウス天秤座火星と12ハウス山羊座太陽がスクエアだからでしょう。9ハウスの火星だと、誰もやった事が無いことをしてみたいというパワーがあります。例えば、西部警察での派手な爆破シーンは、それ以前のテレビドラマでは無かったはずです。

1ハウス水瓶座土星を頂点に、8ハウス乙女座月、7ハウス蟹座冥王星でヨッドを形成しています。月と冥王星のセクスタイルは、精神的にもタフで回復力もあります。そこに土星がヨッドの頂点で関わっているので、精神的なタフさを鍛え上げて作りあげるイメージです。まさに、恐怖などの感情に流されないハードボイルドの世界です。

◆最後に

亡くなった日(1987年7月17日)の星回りを読んでいくと、

・プログレス月がちょうど8ハウスに入ったところ

→8ハウスは「死」のハウスと評されることもあるので、自身の肉体的な死という形で表れたのでは。

・トランジット冥王星がMC付近に滞在

→オフィシャルな面で社会的な区切りを迎えます。

・トランジット海王星がネイタル火星とスクエア

→病気やケガが起こりやすいアスペクト

・トランジット海王星がネイタル太陽と合

→精神的なパワーが削がれてしまっていたか。

ご覧のような星回りでしたので、石原裕次郎の死は、昭和の芸能界の何かの節目のように語られるのでしょう。

今もなおも生きていたら、日本の芸能界はまた別の形になっていたでしょう。歴史にifは無いですが、その芸能界の形も見てみたかったです。

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