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最近、幌加内町役場の伊藤さんが寂しがっている件について

幌加内高校、ついに役場の人をブログにするほどネタが尽きてきました。

毎年毎年ルーティンのように同じイベントをやっている学校からすると、ブログのネタ探しは東大の入試試験よりも難題です。

そんな難題をまるで大谷選手のホームランのごとく見事に量産するこの学校ブログ。

まさかの学校からの脱線で役場の伊藤さんを心配する記事を書きました。

こんにちわ。幌加内高校ですが何か?


伊藤さんって誰やねん

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近年稀に見るほど、幌加内役場と幌加内高校がズブズブの関係になりつつある幌加内。

その立役者の一人でもある伊藤さんが、最近寂しい思いをしているという内部リークが高校にも入りました。小さな町なので噂話は5Gより早い6Gで伝わります。

まあ、ズブズブと書くと印象は変わってしまうかもしれませんが、今の時代でいうところの〝蜜〟な関係とでも言いましょうか。

昨年度より、幌加内高校と役場はより親密な関係に入り、新しいプロジェクトを行なっております。

首都圏からの高校生を1年間幌加内高校に留学する〝地域みらい留学〟です。

さて、このプロジェクトに役場の一人として加わっていた伊藤さんですが、私たち幌加内高校の重要プロジェクトを差し置いて、他の部署へ異動をしてしまった、なんとも情のない人です。

「おい!俺だって移動したくて移動したんじゃないわ!」

と、伊藤さんの切なる言い訳は置いといて、部署を移動して全くこのプロジェクトに関わらなくなった伊藤さんの寂しさを検証してみましょう。


知られざる学校内部

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一般的な社会人になると、学校へ出入りするということはそう多くないことと思います。親御さんであれば参観日などの学校イベントだけでしょうか。

今でこそ役場と学校がズブズブの関係になっている(やめろ)幌加内高校ですが、どれだけ近い距離にあっても、役場の人が学校と長期に渡ってプロジェクトを行うことは、ほぼ皆無だったのではないでしょうか。

そんな中で始まった〝地域みらい留学365〟のプロジェクト。

役場としても、幌加内という北海道の小さな町にどんな留学生がやってくるのか、そもそも、本当に来てくれるのかなどワクワクとドキドキを抱きかかえながら行なってきたプロジェクトです。

プロジェクトが始まると、今まで役場の中で勤務していた伊藤さんを始め、他の方々は、役場の枠を一歩超えた高校との仕事に心を踊らせていました。

大人になると、普段付き合うことのない高校との連携は、色々な知見を得ることもあり、楽しい仕事の一つになるのです。また、自分たちの高校生時代の頃とちがって学校を見る視点も大人になると変わってくることも理由でしょう。


どうやらぼっちらしい

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我々、幌加内高校とのプロジェクトをほったらかして、一人寂しく移動をしてしまった伊藤さん。

噂によると、現在は一人で他の仕事をやっており、現代ワードで言うところの〝ぼっち〟という認識で間違いがないと思います。

しかしながら、役場での出世をするためには様々な部署で経験を積み、幌加内高校を踏み台にして成り上がってもらい、さらに高校とはズブズブの関係を築いてもらいたいものです。

その暁に、いつかまた幌加内高校とのプロジェクトを行ってもらい、高校に新たな風を吹かせてもらえればと思います。

「幌加内役場のエース」とまで言われるほどの人なので、心配はいりません。

唯一心配なことと言えば、魚介類に〝目〟がない人なので、どこかの港町役場への移籍を模索していないかどうかということくらいでしょうか。

美味しい魚介類で簡単に釣られる人です。


幌加内役場で大バズ

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幌加内高校のブログやSNSアカウントも、最近では大バズを起こすことなく地道な情報発信が続いております。

大バズを経験したことのある人は分かると思いますが、バズは中毒性が高いのと、何がバズるか分からないので、あまり気にしないことです。

そう言いつつも、それならば身近でバズを起こしてやろうじゃないかという幌加内高校の向上心。おそらくこの記事は人口1400人の町、幌加内の役場内で大バズを起こして、話題に上がることでしょう。

今この記事を書きながら〝来週役場行く用事あるのにどうしよう。。〟という、近年稀に見る不安を抱えていますが、サングラスを掛けて行けばおそらく職員には気がつかれないと思います。

ちょろいもんです。


身近な人をハッピーに

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さて、あなたは今自分の周りの人をハッピーにさせているでしょうか?

ネットの向こう側にいる人だけではなく、自分の隣にいる人に楽しさを与えているでしょうか?

小さな町には小さな町なりのハッピーがあります。小さな町の一人一人が隣の人にハッピーを与えることを意識すると、町の人の生活の楽しさは大きく変わります。

そして町全体がハッピーになり、それを感じた近隣の小さな町の人々がハッピーになると、小さな町から起こるムーブメントが世の中の何かを変えるかもしれません。

幌加内役場の人がこの記事を仕事中にコソッと読んで、クスッと笑って、高校でやっている幌加内高校の〝地域みらい留学365〟をさらに身近に感じてもらい、自分たちの町の高校生と思って彼らの留学と、役場と高校のプロジェクトを気にかけてもらえればと思います。

「私たちの町、面白いことやってるね」「私たちの町の高校、面白くなってきてるね」

そんなことをほんの少しでも感じてもらうことによって、町に住む大人にとっても魅力的なプロジェクトでなければいけないのです。

役場の中で伊藤さんが寂しそうにしていてもそっとしてあげてください。それはおそらく〝幌加内高校ロス〟が原因なはずですので。


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