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学校の先生にはならなかったけど、巡り巡って学校の先生と関わる仕事をしています。

音声プラットフォームVoicyのアプリを作っているエンジニアの @horitamon です。

今でこそエンジニアをやってますが、大学時代は教育学部の小学校教員養成課程に所属してました。

今では当時学んだこととも、一緒に頑張った仲間ともつながりがない仕事をしているなあ……と思っていたのですが、意図しないきっかけでつながったエピソードがあったので残します。


私が所属してた学科では大学3年になると、全員が学校へ教育実習行きます。

自分が行ったのは、その学部の附属小学校。
附属というだけあって実習生の受け入れ人数も多く、同じ学年にはあと5人の実習生がいました。

1ヶ月間、それぞれのクラスで、子どもたちとひとつの単元の授業を仕上げるために、実習生同士であーでもないこーでもないと、たくさん考えて、励まし合って、なんとかやりきった教育実習。

当時の実習生とは実習が終わったあとも、試験勉強や就活といった進路選択、卒業してからも異動や結婚、出産など、ことあるごとに集まっては近況やら悩みやらを話す仲になりました。


今ではみんな、小学校や中学校の立派な先生です。

一方私は紆余曲折あって、今はスタートアップ企業のアプリエンジニア。

誰がみてもわかるくらいみんなと違う仕事をしているので、久々に会って話す時には、ちょっとした寂しさがあります。


そんなあるとき。
Voicyで「みんなの教育技術」という学校の先生向けのメディアとのコラボ企画が行われることに。


このことを実習仲間に報告したら、先輩教員の知見を得るためによく目にしてくれるたようで、とても嬉しい反応をくれました。
(お恥ずかしながらどれくらい有名か知らなかったのですが、みんな知ってました🙇🏻‍♂️)

うれしくてスクショ


あの時、一緒に頑張ったみんなと同じ業界では働いていないけれど、みんなの仕事に関わるサービスを作っているという実感。

全く違う道に進んだつもりでいたけど、お互いの仕事が交わったことで、学生時代に一緒に実習をしていたときのような、一緒に頑張っている気持ちを再び感じることができました。


普段アプリを作ってるので、こういった企画にはほとんど携わってはいませんが、こういった形でつながれてうれしかったです。

企画してくれたみなさん、きっかけをくれて本当にありがとうございます。


その時々で進む道の選択に後悔はなかったとしても、かつて志を共にした仲間との関わりが薄れてしまうのは、やはり寂しいものです。

意図していないようなことでも、かつての仲間とのつながりを感じたタイミングがあったときには、これからも共有してくようにしたいな、と思ったエピソードでした。

これからもエンジニアがんばろ。

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