仕事の振り返り(2021年10月23日)

今週は精一杯働きました!

って、なんだかアホっぽいのですが、とにかく時間を無駄にせず手を動かした1週間だったように思います。

事業計画書の草稿を作るという大目標があり、その時間をしっかりと捻出できたのが良かったです。ただし若干、脳内のキャパシティをオーバーしてしまうこともあり。頭が働かないときは単純作業を淡々とするような感じで時間を埋めていました。

意識はしていなかったのですが、良いリズムが生まれていたと思います。この流れを断ち切らず、引き続き頑張っていこうと思います。

では、今週の振り返りです。

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1週間の振り返り

10/18(月):
先週の振り返りnoteで「事業計画書 草稿の作成」というのを挙げました。週のはじめが一番大事だということで、早速着手を始めました。

10/19(火):
この日は電車移動もあったので、Webサイト「ふつうごと」の文字起こしを淡々と行なっていました。何杯コーヒーを飲んだだろう?という感じです。(なかなかクリエイティブなことに充てられませんでしたが、おかげで文字起こしは全て完了しました)

10/20(水):
Webサイト「ふつうごと」の記事更新が遅れ始めてきました。あっちを立てればこっちが立たず……というわけではないのですが、ひとり創業の辛みを感じ始めています。ここに来て採用関連の費用を捻出するために、投資だったり融資だったりの力が必要というロジックを理解することができました。ひとりは厳しい!

10/21(木):
諸事情あり、この日はほとんど稼働ができませんでした。

10/22(金):
事業計画書の草稿を作っていました。まだ完了していないのですが、後回しにせず、着手をした自分は褒めようと思います。リサーチや壁打ちが必要だなと痛感しています。

Keep(良かったこと、今後も続けること)

伊賀泰代さんの『生産性』という本を読みました。伊賀さんの前著である『採用基準』も大変感銘を受けたのですが、『生産性』も共感できる内容が多かったです。

僕が取り入れたのは第8章「マッキンゼー流 資料の作り方」のブランク資料を作るというものです。

ブランク資料とはどのようなものか、簡単な例で説明しましょう。紳士服専門メーカーが、新たに婦人服分野に進出するための検討会議を行うことになり、企画部が婦人服市場についての基礎的な調査資料を作成することになったとします。
こういった指示を受けたとき、いきなりインターネットや業界統計書で婦人服の市場について調べ始める人がいるのですが、そうではなく、まずはブランク資料の目次を作ります。
(伊賀泰代(2016)『生産性〜マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの〜』、ダイヤモンド社、P190より引用)

いきなり資料を作り始めると「こんなのイメージと違う」という風に、資料そのものを却下される場合があり、生産性を下げてしまいます。

目次と項目を書き出すことで、「これをしっかり資料に落とし込めたら○○の意思決定はOKになりますよね?」ということを事前にネゴシエーションしておくというのです。かなり理にかなっていると思いました。

事業計画書を作る際も、ただただ作れば良いわけではありません。とりあえず(という感じは本来だめなのですが)、「融資を取りつける」ための計画にしようという目標を立てて着手しています。

他人さまの懐からお金を引っ張ってくる。それは並の覚悟ではできません。しかしその覚悟を込めることで、自分の計画にも熱が入っていくはず。今週の学びは伊賀さんの『生産性』に尽きます。読むことができて本当に良かったです。

Problem(悪かったこと、今後はやめること)

前項と重複するのですが、無計画で物事を始めるのは止めようと思います。

「何を達成したいのか」をなるべく具体的なレベルにまで落とし込んでゴール設定し、それに向けてのタスクをこなしていく。無駄な情報収集はしない。とにかく生産性を高めるということを意識していきたいです。

Try(次に挑戦すること)

伊賀さんは『生産性』の中で、生産性を上げる四つの方法を指南してくれています。

①改善=インプルーブメントにより、投入資源を小さくする。
②革新=イノベーションにより、投入資源を小さくする。
③改善=インプルーブメントにより、成果を大きくする。
④革新=イノベーションにより、成果を大きくする。
(伊賀泰代(2016)『生産性〜マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの〜』、ダイヤモンド社、P43より引用)

たぶん僕は、主に③のことで頭がいっぱいになっていました。

来週は①の改善をしてみたい。3つほど打ち手を考えて、改善できたかどうかを検証してみようと思います。

月初の課題に対して

月初の課題は、

・会計ソフト「freee会計」を使いこなす
・事業計画書の草案を作る

になります。「freee会計」を触る時間は来週もなさそうなので、まずは事業計画書の草案を作ることにフォーカスしようと思います。

学び、辛み

バタバタすると運動不足になります。

本当であればバタバタしているときは思考をクリアにしなければならないので、多少の運動はした方が良いのですが。幸い今週は天気が良く、コワーキングスペースまで自転車で行くことができました。ペダルを漕ぎながら、ぼうっと思考に余白を入れつつ緩やかに新しいことを構想できます。

ランニングは、もうちょっとこの辺の構想がタイトになっていく(ような気がする)ので、サボらずに運動の時間を取りたいと思います。

まとめ

これまでも自覚していたのですが、改めて「まだまだ」だなと思いました。論理的思考は常日頃意識しているのですが、「そもそも何を達成したいんだっけ?」ということをブラさないようにしたいと思います。

冗長性が大事なシチュエーションもありますが、自分のリソースには限りがありますので「最短距離」で成果をあげられる方法を模索していきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

おまけ:「成長可能性に関する説明資料」の雑感

今週読んだ資料は、株式会社アイドマ・ホールディングスです。

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・株式会社アイドマ・ホールディングス(2021年6月23日)

PEST分析でいうと「人口減少を成長の機会に」という切り口。これは各社が共通して社会課題として認識している点です。

「人員を増やして成長を目指す」のでなく「自社以外の外部の労働力とテクノロジーを活用して生産性を上げる必要がある」というのは説得力がありますが、単純労働に終始せざるを得ないギグワーカーの問題とは常に向き合う必要があります。自由に働ける一方で収入が安定しない / 不測の事態のときに職を失ってしまう / キャリア形成が困難になるといった問題も内包しているような気がします。(ただしここはP40の「事業リスク」での言及があり。リスクはしっかりと折り込み済で計画を立てているのでしょう)

もう1点興味深かったのは、営業支援市場の市場規模算出のロジックです。国内約14兆円の労働市場規模としているのですが、「営業支援市場=営業職人数(336万人)×全業種平均給与(436万円)」というロジックにより算出しています。(ちなみに「営業職人数」は国勢調査をもとに算出されているようです)

そこに流行の「DX」と組み合わせることで、事業のトレンド感を演出することもできて、投資家をはじめとするステークホルダーに良い印象を与えられるのだろうと推察します。

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