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仕事の振り返り(2022年1月8日)

2022年、最初の仕事振り返りになります。

今週は時間をかけて、2022〜2024年の仕事を想像しながら、今年何をすべきかについて思いを巡らせていました。

年始早々から業務をひたすら回すのもアリですが、意思決定の前提となっている物事をリフレーミングしつつ現状を見つめ直すことこそ重要です。年始に関わらずやるべきことなのですが、年始は良いきっかけになりやすいのです。

創業1年目にこんな呑気に構えて良いのか……という話はありますが、僕にとって大事な作業でした。

腰を据えて、来週からじっくりと仕事に取り組んでいきます。今年もよろしくお願いいたします。

では、今週の振り返りです。

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1週間の振り返り

1/4(火):
年始に投資家の藤野英人さんのFacebook投稿を読みました。

具体的な行動目標とセットにしつつ、数値に落とし込んだ目標設定をする。振り返りの際に進捗をチェックできるようにするためです。当たり前のことですが、つい忘れてしまうことでもあるので、きっちり言語化に努めました。

また、超現実的な2022年の収益予測も立てました。僕や家族も生活ができるように、しっかりとリターンを作れるような1年にします。

1/5(水):
年末で文字起こしができなかったので、この日はひたすら文字起こしをしました。(なんと3件も溜まっています……)

1/6(木):
東京は昼ごろから雪が降り始めました。

午前中は取引先のところで仕事をしていましたが、早々と退散。でも年始に、元気な皆さんの顔を直接見れるのは嬉しいものです。

ずっとアナログでToDo管理していたのですが、複数&長期のプロジェクトを回していく中で限界を迎えました。デジタルツールは何度も挫折してきたのですが、一念発起し、Todoistを利用することにしました。

どれくらい役に立つかは分かりませんが、業務の抜け漏れがないよう活用していきたいと思います。(Trelloと迷ったのですが、別のプロジェクトでTrelloを使っていたので、まずは複数のツールの使用感を確かめてみます)

1/7(金):
地面が凍結していたこともあり、近所のカフェで終日作業しました。

この日も複数の仕事を区切りつつ対応していたのですが、なんといってもエッセイ企画「愛を語ってくれませんか」の更新がハイライトです。

noteでも書きましたが、このエッセイはGeumさんの物語でもあるし、僕の物語でもあります。

これから3本のエッセイも発信していきますが、ひとりでも多くの方に読んでもらいたいなと思っています。

Keep(良かったこと、今後も続けること)

年始から、毎日走ったり、りんご酢を飲んだりということが続けています。

まだ習慣化とは言えないですが、これらに取り組む時間が、毎日の生活で良いアクセントになっています。日々のルーティンとアクセントが、やがてリズムを作っていきます。とにかく、まずは継続を目指します。

Problem(悪かったこと、今後はやめること)

1日だいたい8時間くらい仕事するのですが、ときどき、対応できない量の仕事を詰め込むことがあります。

相手に迷惑を掛けないにせよ、自分自身が疲弊してしまうのは間違いなくて。自分が対処できる量を事前に見極めつつ、適正な仕事量を自らに割り当てるようにしたいと思います。

Try(次に挑戦すること)

スキマ時間を、スマホで日本経済新聞「私の履歴書」を読むことに充てています。

「私の履歴書」でなくても良いのですが、迷いなくアクセスできる入り口を設けることで、無為に時間を過ごさなくなるのではないかと。

とりあえずバックナンバーを辿っています。2021年1月の辻惟雄さん(美術史学者)、2021年2月の堀威夫さん(ホリプロ創業者)まで読了しました。

月初の課題に対して

月初の課題は、

・ToDoとスケジュールの管理を徹底する
・「Yes And」の言動を意識する

になります。ToDoとスケジュール管理については、前述の通り動き出しています。これから、運用にどう工夫を施せていけるか楽しみです。

これ系のツールですが、僕の場合、2, 3ヶ月くらい経つと急に停滞してしまうことがあります。今春に改めて使用感をレビューしたいと思います。

学び、辛み

年末年始、食べ過ぎてしました。毎日3km程度走っているのですが、カロリー消費が追いつきません。食べる量や頻度を調整し、健康に留意していきます。

まとめ

オミクロン株の感染が急速に拡大しています。

対面で取材する機会も増えていたので、ちょっと今後の動向が心配です。日本国内はワクチン接種率も高いので、重症化や死亡リスクはだいぶ軽減したとは思うのですが、医療体制が逼迫しないことをひたすら祈るばかりです。

おまけ:「成長可能性に関する説明資料」の雑感

今週読んだ資料は、INCLUSIVE株式会社とKudan株式会社です。

両社を比べるとあまり共通点はないように思います。ですが資料を読んでみると「他社とどう共進関係を築くか」という共通点に気付きます。

クライアントワークは不確定な未来においてリスクを伴うものです。ですが顧客でなくパートナーという関係性を築ければ、リスクを分散させたり、他社へのスイッチングコストを高めたりすることができます。

顧客や取引先とどんな関係を作っていくか。こういった先人の事業を調べることで、視座を高められるのではないかと思います。

以下に、2社の雑感をまとめます。

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・INCLUSIVE株式会社(2021年12月29日)

「日本で唯一のメディアDX エージェンシー」と謳っていることから、いわゆる代理店という企業形態をとっていることが分かります。

事業多角化ができるほどの資本力を有している中で、まずは「彼らはどんな点にリスクと見做しているのか?」と気になりました。

インターネット広告市場の環境変化、競合環境の激化をリスク大として掲げていましたが、営業利益の7割程度を占めるメディアマネジメント事業、2割を占める広告運用事業におけるリスクと捉えれば納得できます。そこに依存しないよう、ニュースレターサービスの運用をしたり、クリエイターエコノミー事業に参入したりという戦略も妥当性が高いなと感じました。(広告企画やPRサービスの提供の割合は思ったより低いのは意外でした)

ただそういったリスクヘッジだけでなく、明確に非連続成長領域への投資を掲げています。社名の通り?に、M&Aを積極的に行なっていることもみると、自社でサービスを育てるよりも、スピーディに事業ポートフォリオを完成させようという意思を感じました。

上手くいけは、2,3年後には、事業毎の営業利益の比率は変わっていくはずです。逆に変えていけるかどうかが、INCLUSIVE株式会社にとっての今後の成否を握るといっても過言ではないでしょう。

*

・Kudan株式会社(2021年12月28日)

イギリスのブリストルで2011年に創業したKudan株式会社。「テスト段階」というフェーズでマザーズ上場を果たしましたが、会社ウェブサイトを見てもなかなか事業内容を把握できず……。それでも成長可能性に関する説明資料を読むと、彼らのビジネスモデルを理解しやすくなります。

基本的にはプロジェクト毎に最適な機能を実装するための開発を行なうエンジニアリングのコストが発生しています。最低限の受託費用をもらいつつ、実装完了後はライセンス契約に切り替え、利益率がグッと上がっていくというモデルです。技術自体が新しいので、クライアントと同時進行的な感じで走っているようなイメージです。

世界規模で、業界トップ企業との開発が進んでおり、また棲み分けもしっかりできていることで堅実な事業進展を期待できます。

一方で、現時点で走っているプロジェクトのほとんどが、性能の検証段階のようです。検証が済んでからでないと顧客製品化には至らないので、それなりのリスクを抱えているとも思います。

巷のテック記事よりも、人工知覚(Artificial Perception)と人工知能(Artificial Intelligence)の違いを分かりやすく説明しています。ロボットやコンピュータの「眼」というメタファーも納得したし、それに付随する機能としてのSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)との関連性もクリアになりました。

引き続きテック関連を把握するためにも、Kudanかぶしきの動向を追っていきたいと思います。

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