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【選挙前企画】2021衆院選前に読みたい!厳選書籍リスト

衆議院選の選挙戦もいよいよ大詰めを迎えています。堀之内出版では、今回の選挙で争点となっている政策を考えるうえで読んでおきたい弊社出版書籍を、「経済政策」、「コロナ対策」、「気候変動」、「労働政策」、「教育政策」の5つのテーマごとにまとめました。ぜひご覧ください。

◆経済政策

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ジェネレーション・レフト

いま、世界ではZ世代(1990年代後半以降生まれ)やミレニアル世代(1980年~1990年生まれ)の若者が資本主義にNOを突きつけるラディカルな社会運動を展開している。この勢力を「ジェネレーション・レフト」と位置づけ、彼女ら/彼らのあいだで「左傾化」が進んでいる背景や今後の可能性に迫る画期的理論書。日本の若者の動向を探るうえでも必読の一冊。

POSSE vol.48(ジェネレーション・レフトの衝撃)
Z世代の熱さと勢いに圧倒される革新的特集。登壇者/著者のほとんどをZ世代(1990年代後半以降生まれ)とミレニアル世代(1980~1990年生まれ)が占める、かつてないほど勢いのある1冊。日本の「ジェネレーション・レフト」の可能性を感じられる特集。

99%のための経済学
ジェレミー・コービンのもとで「影の財務大臣」として革新的な政策提言を続けたブレーン、ジョン・マクドネルが編集した政策論集。イギリス左派が描く未来のビジョンが網羅的な論点で描き出される。AIやグリーン・ニューディールなど多様な論点が詰まっている。れいわ新選組、山本太郎氏推薦。

ベーシックインカムは究極の社会保障か
これ一冊でベーシックインカム論の全体像がわかる!ベーシックインカム推進/反対両派の議論を網羅した一冊。実は、当時学生だった『人新世の『資本論』』著者の斎藤幸平さんも執筆している。

◆コロナ対策

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POSSE vol.47(特集:非正規差別と働く女性たち)
コロナ禍で注目を集めた「エッセンシャルワーカー」たちの多くが、女性であり、非正規雇用だった。「エッセンシャル」な存在だとされながら差別されている女性・非正規労働者をめぐる構造的な矛盾分析し、今後の展望を探る。ミニ企画では、コロナ禍で生存権が脅かされている国内の外国人労働者や難民を取り上げた。

POSSE vol.46(どうなる? コロナで激変する働き方)
ウーバーイーツをはじめとしたギグワークの増大、テレワークの進展、解雇・倒産の増加による失業の拡大……。コロナ禍は労働市場に大きなインパクトを与え、私たちの働き方は急激な変化に見舞われている。コロナ禍で激変している労働のあり方とそのなかで浮上していきている新たな課題を、さまざまな角度から検証、考察した一冊。

POSSE vol.45 (コロナ時代を生き抜く)

コロナ流行の最初期に刊行。浮き彫りにした労働や医療・公衆衛生体制についての課題を分析し、日本社会のコロナ対応のあり方を国際社会との比較も交えながら、考察する。

◆気候変動

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大洪水の前に
『人新世の『資本論』』を読んだ後はこれだ!あの40万部超のベストセラー著者、斎藤幸平さんの初単著で、新時代をひらくマルクスのエコロジー論。気候変動を根本的な理論から考えたいあなたにおすすめ。

再公営化という選択
いま、一度は民営化された公共サービスを市民の手に取り戻そうとする動きが世界中で広がっている。生活に必要なものは何かを見極め、社会、環境、気候変動への課題に対応するための取り組みを最新のデータをもとに分析する資料集的な一冊。

楽園をめぐる闘い
世界で、日本で、災害資本主義に立ち向かう希望はここにある! ハリケーン・マリア襲来後のプエルトリコでは、あの『ショック・ドクトリン』で明らかにされた災害資本主義が現実のものとなった。ジャーナリストのナオミ・クライン渾身のルポルタージュ。

POSSE vol.38(環境問題と社会運動)
気候変動を中心に、スマートフォンという身近な商品の製造過程から見えてくる環境と労働の問題、日本のインフラ輸出がもたらす環境破壊、沖縄基地問題など、幅広く環境問題を取り上げる。グローバルな視野を持った若い世代の環境運動にも焦点を当てている。第一線で活躍するNGO関係者や研究者の論考から、環境問題と社会運動を読み解く画期的特集。

◆労働政策

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POSSE
「社会を変える可能性を探る」最新の議論を凝縮! 日本で唯一の若者がつくる労働問題総合誌。専門的な議論から映画などのカルチャーや体験記などを幅広く収録。朝日新聞の論壇時評で30回以上紹介されている。

KOKKO
日本で唯一、国家公務員の労働を取り上げる情報誌! 「国(くに)」と「公(おおやけ)」を現場から問い直す情報誌。公務員や公共に関わる仕事について多角的に取り上げている。

◆社会保障

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貧困の現場から社会を変える
貧困問題の第一人者による社会変革の書
対処療法的な支援だけでなく、貧困社会を根本的に変えていくための理論を示す希望の書。貧困に取り組んでいる/取り組みたいあなたは必読。

ひとりも殺させない
生存権を守るソーシャルワーカーの闘い
NPO法人「ほっとプラス」で貧困問題に真摯に立ち向かってきた藤田孝典氏による、いのちを守るための取り組みの現場報告。


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