【マンガ家の作業環境とデスク】作業机を1000円ちょいでコンクリート化した
僕は好きなものや趣味が多いのですが、その中でも「ガジェット」が好きです。
特に自分の作業環境にはこだわりがあり、使って試しては入れ替えて、を繰り返しています。
それが影響し、昔からガジェット系のYouTuberさんやブロガーさんと交流があり、トバログさんにこんな動画も作ってもらったことがあります。
▲僕の机にあるものがなんとなく知りたい方は一度この動画を見てみてね。
理想は、「ストレスがないもの×気分が上がるもの」
使っていて「ストレスがなく、より効率が良いもの」を使いたいという思いがあります。ずっと使うつもりで買うので、ガタツキがあるとか、手や目が疲れやすいとか、そういうものは使い始めても長続きしないので、結構すぐに使うのをやめて人に譲ったりします。
そしてもうひとつ、「使っていて気分が上がること」。これが僕の中ではめちゃくちゃ大事。絵を描き続ける自分の家が気分が上がらないと、ずっと居続けられない。
とはいえ、めんどくさいテーブルを使い続けていた
僕がPCデスクトして使っている机は上記の動画(2020年7月時点)ではガラスの天板でした。これは僕が大学生になるちょっと前、PCデスクが欲しくてニトリで買ったやつなんですけど、その時は気づいてなかったんです。ガラステーブルって、めちゃくちゃめんどくせえ。って。笑
ガラステーブルって、遠目はかっこいいじゃないですか。でもね、近くで見てみてください。すぐ指紋だらけになったり、結露したコップの跡がついてしまって、1日座っていればあっという間に生活感・使用感が出てくる。これが洗練された印象のガラスにはミスマッチ。1日の始まりと終わりにしっかり天板を拭けるような、手入れがちゃんとできる人にこそ、ガラステーブルは似合うのです。(つまり僕のようなガサツなやつには不向き)
さらに、ガラス天板はマウスの反応もあまりよくありません。マウスパッドを敷いたり、トラックパッドやトラックボール式のマウスを使ったりもしていました。
いいガジェットを揃えれば揃えるほど、そんな小さな、しかし無数のストレスが気になってきてしまい、どうも気分が上がらない!
僕はどうもこういう細かいところが神経質なのです。本当にめんどくさいのはテーブルじゃなくて僕の方です。自覚はございます。
そこで、天板の買い替えを検討。天板というと無地の木の板が主流。木の板はいいものを使えばアップルストアみたいでかっこいいけど、ありきたりな印象も否めない。気分が上がるかどうか、は非常にわがままな自分への課題なのです。
気分が上がる天板を発見…でも
「気分が上がるかっこいい机」をWEBでも、街に出る時も常々探し続けていました。
▲みんなかっこ良すぎるでしょう…
天板は一から作ったりする人、IKEAで安いのを揃える人など様々。でも割とどれもシンプル。意外と個性的なものはなかったりします。
しっくりくるものが見つからないままのある日、大好きなテーブルウェアのメーカーKINTOの中目黒の直営店に行ったとき、
このレジカウンターを見て、
こ…これや!!!と電気が走りました。
コンクリです。コンクリのテーブル!超かっこいい。
グレーのコンクリート柄なら、上に白系も黒系も映える。
特に僕の持ち物はミニマルなモノトーンが多いので、中間トーンの灰色は調和面から見ても最適解な気がした。
え、でも、コンクリのテーブルっていくらすんだろう。
検索。ぽち。
…たっけえ…
しかもあんまり作業デスクでは存在しなさそう。
気合い入れれば買えないこともないけど、古いデスクを捨てたり(場合によってはリサイクル業者に出したり、売ったり)とかも考えると、なかなかに面倒。普段使う机だしね…
もっと安く手にはいらないかな…
はいはい、ワガママです。わかってます。
でも、この感情を叶える策があるなら見つけたいじゃないですか。
…で、WEBで検索したところ、こんな動画が!
髪西さんはドラム式洗濯機買う時も参考にさせていただいたYouTuberさん。いつも有益な情報をありがとうございます…!
壁紙を天板に貼る…だと…
そ…その発想はなかった…
これなら、今のガラスの天板にそのまま貼っちゃえばいいんじゃないのか…!?
も、もしや壁紙代だけでいけちゃう…!?
早速探して、貼ってみた
まず、結果から見てください…!!!!
ねえ…
ちょっとちょっと…
控えめに言って
めちゃくちゃうまくいったよね……
実際はコンクリではないので、あくまで「コンクリ風」ですが。これはこれでいい感じ…!
¥1,170でコンクリ化できた
壁紙は楽天で1m¥585。2m分買ったので、¥1,170でした。これに加えて送料が加算されて¥2,000ちょっとでした。
使った壁紙はここから
貼り方はシンプルで、天板よりひとまわり大きく切って、包むように貼っただけ、裏から見ると結構雑です。表面がうまく貼れていればいいからね。
壁紙って結構、湿気にも強く、耐久性があるので、あまりに強く天板を引っ掻いたり重いもので引きずるような動きをしなければ破れたりもしません。
しかもこのやり方、壁紙のバリエーションの限り、無限にできるんです。しかも、失敗してもやり直し安い価格…!
この記事を書こうと思ったのは、ぜひみなさん真似して欲しいからなんです。
安いデスクでも、自分のオリジナルに生まれ変わらせることができるかもしれません。リモートワークで自宅での仕事や作業が増えた方に是非おすすめです…!
私はこんな壁紙でやってみたよ〜!と、作例見せていただける方がいたら是非ご連絡ください!みんなのデスクが個性的になっていったら嬉しいな・・・!!!
サポートして頂いたらいい絵が描けそうな予感…