【町内会について考える】
前回のNoteでは『町内会』について、これまでの沿革を見て来ました。
【Note】2023.10.09.
【はじめに】
この本は「町内会とは、こんな内容です。」と云う案内のような役割を果たす本です。
町内会の良い面 悪い面を記載し、判断は自分自身が行って下さい。
狭義には町内会の話ですが、広くは「コミュニティと自由」の問題です。
我々は、社会生活を快適にするために、組織やコミュニティの中で、自身自身の自由を確保する術(すべ)を持っておかないと、逆にそれらに苦しむ結果になりかねません。
つまり、コミュニティや組織の負の側面を恐れるあまり、そこから遠ざかってしまえば、逆に負の部分を背負い込みかねません。
コミュニティや組織に飛び込みながら、自分自身の自由を確保し、コミュニティや組織を上手く活用する。
そんな事を問題提起します。
pp.5〜8.
【小学館/ブックレビュー】
【町内会についての論理的展開】
町内会の論理的展開は「近代的な支配論」と「生活文化論」の論争によって、理論的な深化をみる事が出来ます。
「近代的な支配論」か「生活文化論」かという二分的な問題設定の限界が明らかとなりました。
【町内会は今後どうしたらいい?】
1) 基本的にはボランティア
pp.194〜203.
2) 校区と云う枠組みで考えない
pp.203〜207.
3) 地域の声を代表するには
pp.207〜224.
【自分は この "まち" の一員と云う意識】
社会学者 マッキーバーの言葉
【町内会の重要な機能】
町内会の重要な機能は、意識の面で市民的連帯感情の基盤を提供するところにある。
町内会の些細(ささい)な活動や行事は、そのための手段である。
町内会活動が過重な負担となり、半義務化しては、自治意識の生成と云う貴重な目標が失われる。
(社会学者/中川剛氏)
p.238
シェア【新しい形の町内会】
2023.10.09.
2023.10.28. 追記