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【読了】『数字のセンスを磨く』


サブタイトルに データの読み方・活かし方とあります。

『数字のセンスを磨く』筒井淳也 著
光文社新書 (2023.02.28.)

数量化 比較 因果 確率 分析
それぞれのセンスについて書かれています。

第一章 数量化のセンス

数えるとは
数:自然数 1 2 3 4・・・
同質なものは数えられる 例) 人
異質なものは数えられない 例) 個 本 匹 など数える単位が違うもの
数量化(quantification)

ベスト•エフォート 「最善に努力する」「最大に良い結果を得られるよう努力する」といった意味の英語「best effort」から来た言葉です。

カテゴリー 「分類」
質問と選択肢
例外
pp.17〜66.

第二章 比較のセンス

比較の欲望
比較は意味のある比較をしようとすると、考えられているよりも複雑な作業が必要。
比較のパラドックス
正しく見える前提や論理から、納得しがたい結論に行きついてしまう問題。
そもそも その比較に意味があるかどうかを判断します。
pp.67〜101.

【著者の Note】2023.02.23.

第三章 因果のセンス

相関関係と因果関係は違う
因果「原因」と「結果」
pp.103〜151.

第四章 確率のセンス

日常の中の確率
例) 天気
「偶然」と「偏り」
pp.153〜210.

第五章 分析のセンス

因果推論
統計的因果推論とは、実験データや観察データから得られた不完全な情報をもとに、事象の因果効果を統計的に推定していくことです。
20世紀後半から、ジューディア・パールや、ドナルド・ルービンらによって発展を遂げた。
wikipediaより
「要約」データに含まれる意味(情報)を簡潔に表す。関係するデータの要約。
「予測」
「因果」
pp.211〜250.

第六章 数量化のセンス再び

そもそも何を数えているのか?
観察されたデータは、特定の時間に特定の状況で、特定の個体を観察した時に得られる値です。p.259
いろいろな情報の入った個体。p.262

観察の仕方
違いを見る

分析 調査の仕方
個体を どう扱うか
探索と確証
要因と相関
調査間隔 (調査回数)
調査予算
pp.251〜284.

おわりに

数字に取り囲まれながら生きる。
資本主義社会は「枠」Gehäuse 
社会学者のM.ウエーバーの言葉
pp.285〜291.

【光文社新書/Note】

正誤表『数字のセンスを磨く』

2023.02.26.

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