見出し画像

【読了】『ゆるい職場』

最近の若者の離職
要因は、何か!?
最近 出版された『ゆるい職場』を読んでみた。

『ゆるい職場』古屋星斗 著
中公新書ラクレ (2022.12.10.)

はじめに

「若手が突然、転職します。」と言ってくる。
さらに「若い連中が、何を考えているのかわからない。」「新入社員との接し方は、どうしたらいいのか。」中堅管理職の声が聞こえてくる。
かつては、待遇や職場環境に不満があり辞める 不満型離職 と言われるものが大半だった。
だから、話し合いをし待遇改善を施せば、ある程度 引き止める事が出来た。
今は、自身の自己実現のステップアップに不安をいだき、自信をなくして辞める 不安型離職 と言われるタイプになった。

不安をどう解消するか

【仮説を立てて考えてみる】
この会社にいても自分自身が成長出来ないと云う不安。
理由は、さまざまありますが転換点は、若者雇用促進法の施行から(平成27/2015年10月1日)らしいと言われています。
【青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)について】

次のステップ

この『ゆるい職場』を読み進んでいくうちに、関連で『ジョブ型雇用社会とは何か』も併読しないと理解出来ないと思った。
昨年、読んだ本を再読。
「ジョブ型雇用」と「メンバーシップ型雇用」を考える 

『ジョブ型雇用社会とは何か』
濱口桂一郎 著
岩波新書 (2021.09.17)

【Note】2022.08.17.

【Note】2022.08.22.

【Point】 キャリア•ドリフト

流れに身を任せてキャリアを積むこと。自分のキャリアについて大きな方向づけさえ出来ていれば、節目と節目の間の偶然の出会いや予期しない出来事をチャンスとして柔軟に受け止め、敢えて状況に流されるままでいることも必要と説く。
p.242

2023.03.06.