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『玉造温泉の奇跡』を読む

発行日の昨日(6/26)届いた。
▶ 本はプチプチで包まれていた。「商品を丁寧に扱う」と云う気持ちが伝わった。

『玉造温泉の奇跡』角幸治 著
GOEN出版 (2021.06.26)

① 内容は、決して成功美談ではなく「組織には 先ずは人ありき」と云う事を強く感じた。

② 自分が やりたい事のために 資金を調達する

【GOEN出版公式】

Noteマガジン【玉湯観光協会】

▶ これまで、著者の角幸治さんが Note に投稿されていたが、Noteのマガジに書かれていない点も交えて備忘録的に書いてみる。

▶ 先ずは、ヒトの繋がり探し

温泉ビューティー研究家 
石井ひろ子さんの公式サイト

pp.115〜116.

次に

▶ 自分が やりたい事のために 資金を調達する

ふるさと雇用再生特別基金事業

pp.150〜169.

姫ラボ

誕生秘話:pp.166〜170.

稼ぐ観光協会

稼ぐとは:pp.214〜215.

観光客を観察することで観光資源を見つけ出し、商品化していく。

姫ラボ躍進

pp.217〜246.

玉造温泉街再生秘話㊱より

玉造温泉街再生秘話㊲より

周藤事務局長語録

1.まちづくりはひとづくり。
2.住んでいる人が誇りに思うようなまちにするのがまちづくり。
3.ないものねだりではなく、あるものを磨く。
4.即効性を求めても長続きしない。
5.目の前の問題に慌てず、じっくりと長期的に考える。
6.お祭りと観光イベントはちょっと違う。
7.お客様から欲しい、行きたいと思わせる仕事をしよう。
8.旅館やお店のおもてなしも大切だが、地域の人がおもてなしをやりはじめたら本物。
9.観光協会は公益性と市場性(収益性)の両立が大切。稼ぐのも大切だがそればかり考えるなら、それは観光協会じゃなく民間企業で良い。
10.田舎の魅力は住んでいると意外と見つからない。
11.机に座っていてもアイデアは出ない。現場で観光客とふれあう事が大切。
12.知らない場所には誰も来ない。知名度が観光地の命。
13.ヨーロッパに旅行に行った時は楽しかった。旅情を感じた。なぜなら日本語が一つも無かったから。
14.地道な努力を人は見ていないようで必ず見ている。必ず味方してくれる人が現れる。
15.ちょっと調子がよくなると人は天狗になる。そこに気をつけなさい。
16.イベントで主催者が酒を飲むなんて御法度。ちゃんとお客様を見て、喜んでいただいているかを確認して、次回につなげる。
17.自分たちで出来ることは自分たちでやる。業者に丸投げはしない。
18.若い世代の観光客にファンになってもらうことが未来の玉造温泉へのお土産になる。
19.遊びに来ている人を相手にするので自分も楽しくなろう。
20.補助金ほしさに始めた事業はうまくいかない。
21.稼ぐとは、稲穂を家に持って帰る事が語源だよ。だから禾と家と書く。
22.儲けるは自分を信頼する者を作ること、だから信者と書く。
23.だれにも必ず良いところがある。悪いとこを探すより良いところを見つけてあげなさい。
24.やりたい事を探すより、目の前の事を好きになる努力が先。

玉造温泉街再生秘話㉞より転載

住民一体の “まちづくり”

pp.283〜306.

地元の人の顔が見えるおもてなし

エピローグ 「温泉総選挙」

pp.307〜313.

温泉総選挙2016

あとがき

玉造温泉の再生には、多くの人が関わっておられますね。

著者の角幸治さんは、局面局面で 経営資源のヒト・モノ・カネと 巧く巡り合われています。

まさに「ツキを呼ぶ男」と云う表現がピッタリです。

ここに書かれたドラマは、角さんだから出来たと思います。

2021.06.27.

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