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『心田を耕す』を読む

新しい年になり、さまざまな事象が起き、自分自身 複雑な気持ちになりました。
そんな時に取り出した1冊。

昨年、頂いた『心田を耕す』庭野日鑛 著
読み返してみる。

『心田を耕す』庭野日鑛 著
佼成出版社 (1998.04.08.)

二宮尊徳の有名な言葉に「心田を耕す」というものがあります。
”私たちが生きている世界のあらゆる荒廃は全て、心が枯れていたり廃れていたりすることに起因する” だから、"心の田んぼを耕す”必要がある。 
と、二宮尊徳は言います。

同じタイトルの『心田を耕す』
第一章「無常を生きる」の章から
「無常と縁起」について、あらためて読み直しました。


『心田を耕す』

はじめに/目次より

生きる喜びと、自己の内に目を向け、心の田を耕し種を撒く。

無常を生きる

釈尊が私たちに、
これだけは知ってほしいと願われた悟りの根本は「無常」
p.20

無常と縁起 

無常 すべてのものごとは常に変化しているが、それは「縁起」の法により変化している。
縁起 
縁によって起こること
雨が降る 風が吹く 花が咲く 葉が散る
因縁 原因(因)と条件(縁)
因だけでは何も起こらない
縁が加わって1つの出来事が生じる
pp.40〜42.

人々との縁

自分を変えることにより、つまり自分の転換によって周囲と調和できる。
p.45

読み返したページ pp.20〜47.

2024.01.04.

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