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らしくない旅をしてきた(温泉旅行)

自分は、趣味の欄に旅行を書くぐらいで「よく出かける」のは確かなのだけど、大体サッカーや野球観戦とセットになっていたり、そうでないときは鉄道に乗るのが目的だったりして、宿泊先は駅前のビジネスホテルでいいわということになりがち。東横インよりはドーミーインだったらいいなあというぐらい。遅くまでサッカー場にいたり、電車に乗っていたりするだけなので宿では寝るだけだからね。

温泉旅行に行ってきました

そんなわけで、正直あんまり温泉だけを目的に出かける、明るいうちにチェックインして、風呂に入りまくり、食事も2食しっかり宿でとる、みたいな宿を満喫するスタイルはほぼ未体験ゾーン。それを今回やってみたという記録。

今回行ったのは信州の別所温泉というところ。北陸新幹線の上田駅から上田交通というローカル私鉄で行った先にある温泉場です。1,500年以上続く、歴史がある温泉だそうだ。

東京からは新幹線で行くのが普通だとおもうのだけど、若干自分の鉄成分が出てしまい、行きは変則的なルートで向かいました。立川→(中央線)→小淵沢→(小海線)→小諸→(しなの鉄道)→上田というルート。中央線や小海線の景色を満喫しながら上田に到着。上田からは上田交通別所線というローカル線で別所温泉まで行けます。

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上田から上田交通別所線で終点の別所温泉駅へ。多分新幹線が出来たタイミングで橋上駅になったんじゃないかなあ。

列車に揺られて30分。別所温泉駅について改札を出たところ、合同の送迎バスがありますよ~という声掛けがあり、ありがたくお世話になる。20人乗りぐらいのマイクロバスで、おそらく電車の到着に合わせて運行してるんだろう。温泉には徒歩10分とはいえ、ずっと上り坂なので大変ありがたい。宿の名前を伝えて連れて行ってもらう。宿は「上松や」さんというところです。

15時過ぎにチェックイン。お部屋はおまかせ、みたいな安いプランだったけど広い和室を当てていただきました。十分広い!こたつもあるよ。

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風呂風呂風呂温泉温泉温泉

少し休んだ後、さっそく温泉へ(1回目)。誰もいないお風呂は貸し切り状態で、露天にある1人用の「陶器風呂」もなに気兼ねすることなく満喫。

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こういうお風呂って混んでると入りにくいじゃないですか。誰もいないのでドボーン!です。

風呂入って少し休んだ後、温泉場を少しふらつく。北向観音というこれも歴史ある観音様がいるのだけど、ちょっと膝的に辛そうだったので遠くからパシャリ。次に来た時にお邪魔します。

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夕ごはんおいしい

30分ほど散歩の後、宿に戻って18時半に夕食。正直、お値段的にそんなに期待していなかったのだけど、工夫の凝らされた料理が次々と出てきて、大変感銘しました。高級食材は使っていないと思うのだけど、手を抜いてないなーという感じ。

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前菜の盛り合わせ(右上)から始まり、焼き魚や豚肉の煮物など量も質も充分でした。最近は糖質制限をはじめてご飯をあまり食べていなかったのですが、さすがに今回は解禁してご飯いただきました。つけもの(左上)がおいしすぎてな。

夕食後に部屋に戻ると布団が敷かれている。。。!これも自分がお金を払う旅では初体験かもしれない。1時間ぐらい消化のために休んでからまた風呂へ(2回目)。今回も先客1名でゆっくり入れました。風呂上がりの休憩所でサービスの味噌汁を飲んで部屋に戻り、ぽかぽかのまま布団にくるまってPodcastを流していたらぐっすり寝てしまう。

朝風呂&朝ごはんおいしい

朝は6時には目が覚めて、朝からひとっぷろ(3回目)。男女のお風呂が入れ替わってまたちょっとレイアウトの違うお風呂になっている。また一人。お風呂独占。

7時半から朝食。朝食もまあ素敵でした。モリモリ食べる。(白米も)

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朝食後もゴロゴロしたあと、軽く別所温泉を散歩してから宿に戻り、もうひとっぷろ浴びて(4回目)チェックアウト。都合4回。大満足。

別所温泉駅、丸窓電車

帰りは別所温泉の駅まで散歩しながら帰る。帰りは下り坂なので楽々である。歩いている間、遠くにずっと山が見えている。東京より明らかに冷えた空気を感じながら10分。

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別所温泉の駅。洋風で瀟洒な建物、という感じでとても素晴らしい。Wikiによると、昭和25年に建築されたものだそうだ。行きはすぐにバスに乗り込んでしまったので、帰りはゆったりと見学させていただく。上田交通といえば、、、の丸窓電車も駅の近くに展示されていてうれしい。

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別所温泉駅。洋風で素敵な駅舎です。

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上田交通といえば、の丸窓電車。味があって素敵です。

たまにはこういう旅もいいですな、というまとめ

当日の夕方には医者の予定を入れてしまっていて(急に思い立って旅行するからこういうことになる)、新幹線でビューンと帰りました。こういう旅もいいな、とおっさん度(おじいさん度)が高まった週末でした。まあ、宿の満足度=週末の満足度になるので、結局宿次第ってことだし要注意ですが。

何万も宿にお金を払うのは今後お金持ちになってからでいいや(いつ?いつ?)という感じですが、今後たまにはこういう温泉旅行をして、自分のための安くていい温泉宿ブックマークを増やしていこうと思います。

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