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No,1 社会人大学院生になりました!ところで、先行研究レビューってなに? 

どうも、ホリキリです。
今年の4月から社会人大学院生になりました。
現在、大学院生が何をすればいいか全然分からない状況ですが、その状況もなかなかおもしろいと思い、今悩んでいることを記録として残していこうと思います。


社会人大学院生1年 2ヶ月目

現在は、週1回夕方からの講義を受ける、というのが大学院生活の中心です。
それ以外としては、5月末に研究計画書を作成して、教室の中でプレゼンして担当教官にOKをもらって大学に提出しただけ。
まだ研究らしい研究は何も始まっていません。
研究とかどういう風に進めればいいんだろうか?
そんな疑問を持つぐらい、何もわからない状態が6月初頭まで続きました。

6月中旬に教室の同期の人達と情報交換を兼ねて食事に行きました。
そこで色々と話しを聞いたところ、なるべく早く担当教官とのミーティングをした方がいいという情報を聞きました。
自分の研究はほとんど進んでいない状況でしたが、よく分からない状態も良くないと思い、担当教官に連絡してミーティングを設定してもらいました。

さて、連絡してみたものの、何をすればいいんでしょうか?
そういえば、研究計画書を書いて提出した際に、担当教官がコメントを書いてくれていました。
「まずは先行研究のレビューを行い、、、、」
先行研究のレビュー。
とりあえず、私の研究はそこから始まるようです。

先行研究のレビュー

先行研究のレビュー。
話にはよく聞くものの、実際に何をすればいいのかはよくわかりません。
自分自身の研究に関連した論文には目を通してはいますが、その情報をまとめているわけでもなく、ただただ、paperpileに保存しているだけ。

paperpile 使いやすくていいですよ。おすすめです。
参考までに。

ということで、今回の目標は、「先行研究のレビューって何すればいいの?」を明らかにすることにしました。

まずはググってみる

「先行研究」をgoogle先生のBOXに入れてみると、「先行研究 まとめ方」というのがあったので、そちらをクリック。
すると、「先行研究をまとめる5つのプロセス、陥りやすい3つの罠」というサイトがあるじゃないですか。

書かれているのは、中原淳先生。
大事そうな本文を抜粋します。
以下、抜粋。
1.【コレクション】まず数多くの先行研究を集める
2.【クリティーク】きちんとした批判的な読解をした上で
3.【ストーリー】それらを「ひとつの筋(ストーリー)」にする
   ストーリーにするときの前提は、先行研究同士の共通点や違いを
   みつけ、それらをグルーピングしたり、対照させたりして、
   あたかもひとつの物語のように配列します。
   くれぐれも「並べただけ」にしないようにすることが大切です。
4.【フォーカス】ほんでもって、少しずつ少しずつ話を狭めていって
5.【コネクション】最後にリサーチクエスチョンにつなげる
   あくまで1つのことで!!!
以上。

なるほど。論文の共通点や違いを見つけないとあかんのか。
そういう作業はやっていなかったな。
ただ読んで、
「そうそう、この辺大事だよね~。」
なんてことを思っただけで終わってた。
あぁ、恥ずかしい。

よし、先行研究のレビューの概要はわかった。
それぞれの比較が出来るように読み込んでいけばいいようだ。

先行研究を実際に読む際の注意点は?

さて、実際に読んでいく際には、何に注意していけばいいんだろうか?
これもググってみた。
そうすると、noteでいいのが出てきた。

自分なりにまとめてみよう。
1、何を調べるのか、どれだけ時間をかけるのかを決める。
2、論文を検索する。
3、タイトル、発行年、引用数が多い論文をピックアップ。
4、アブストをチェック。
 1に該当する論文なら5へ。1に該当しないなら2に戻る
5、論文本体の仮説、リサーチクエッション(Hypo/RQ)を探す
6、1に該当するなら、研究の着想理由、意義を確認して、どのような仮説を導き出しているかチェック。
7、merhodをチェック
8、Resultをチェック
9、Discussionをチェック
10、今まで書いたメモを見返す

こんなことが書いてあった。
まずはアブストでのスクリーニングを大量にこなしていくかな。
あと、読んだ論文をgoogle spreadsheetにまとめていこうかな。
まとめ方の参考には、こんなのどうだろうか。

というわけで、今日は先行研究のレビューをどうやってすればいいかを調べてみました。

明日からは早速、先行研究を読みすすめていこうと思います!
やるぞー!!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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