自己開示シリーズ 米国での出来事(生活編)②
みなさん、こんにちは。
筆者の小学校時代、夏休みはひたすら遊び、夏休みの宿題は、いつも最後の1週間で適当に取り繕う。
問題は、絵日記!
こればかりはカレンダーをみながら、必死に思い出し、思い出せないところは創作でごまかした(のんびりとした時代であった)経営コンサルタントの堀口隆広です。
さて、本日は昨日の続き。
筆者がいた場所は、ノースカロライナ州アッシュビル(Asheville)という自然豊かな山の中のこじんまりとした町(人口10万人程度)であった。
この地は、避暑地でもあるらしく、お金持ちの別荘とかもあって、特に有名なのが100年前に建てられたBiltmore Estateという超お金持ちの個人邸宅。
改めて、wikiで調べると、米国個人宅では最大のものだそうだ。当時から、観光や宿泊も可能であった。
アッシュビルの冬は結構寒く、降雪もあった。
筆者が滞在した初めての冬も、50cm程度の雪がふった。
問題は、坂の多い道路での車の運転。
今はわからないが、当時、現地では日本で言う冬タイヤ(スパイクやスタッドレス等)はなく、チェーンをはくような習慣もなかった。
周りの人に聞いても、日本のような特殊なタイヤはなく、All season tyre(全天候型タイヤ)で十分とのこと。
「雪が積もったらどうするんだ、滑るんじゃないか!」、と聞くと、
「その時は外出しない」、と素っ気ない答え。
雪シーズンになると、毎日、朝のFM放送で地域の為のニュースが流れる。
そこでは、雪の状況を説明し、公立学校での生徒登校可否についての発表がある。
つまり、雪が多く降ると休校となる。
内容はこのようなものだ。「A 小学校は本日、休校。先生は、午後から登校ください・・」と、いったような具合だ。
なんと、学校が休みになると、対象地域に勤務している会社従業員は会社を休んでもよいとのこと。
「そ、そんなバカな!。そんなことがあり得るのか?」と憤ったものの、従業員は出てこない。
そんな事があった後のある日の夕方。
退社後、車で一人でアパートに帰る途中、運転している車が雪の上り坂で立ち往生、そうして、車は坂を滑り始めた。下の道路脇は急な崖のような危険地帯。
その時、本当に命の危険性を感じた。
幸い、途中で車は止まってくれ、携帯電話で救助要請。なんとか、事なきを得た。
「郷に入れば、郷に従え」。
雪の日、車で外出してはいけないと心に誓う筆者であった。
本内容が、皆様にとって少しでもお役に立ちましたら幸いです。
可能性は無限大
堀口隆広
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