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マンガは青の時代

おはようございます。
月曜日の朝いかがお過ごしでしょうか?
月曜日は休み明けのゆううつな気分で、ブルーマンデーと呼ばれることも。

、、ということで、今日は「ブルー」の話を。

ここ数年で、タイトルに「ブルー」「青」がつくマンガが増えてきたと話題に。

青い時代 
ブルーストライカー 
ミスターマローブルー 
レッドブルー 
アオハライド 
ビーブルー 青になれ 
青に触れる 
青野くんに触りたいからしにたい 
青色ピンポン 
青とオレンジ 
青の魔術師 
青のミブロ 
青のフラッグ 
青のオーケストラ 
群青にサイレン 
アオアシ 
アオのハコ 

思いつくだけ並べてみても、たしかに多い気がする。
ちなみに、個人的に好きなのはこちらのブルー。

それでは、なぜ今ブルーなのか?
青のイメージは、

デリケート 安息 栄光 夏 開放感 気持ちよい 公平 広大 失望 寂しさ 信頼 清潔 精神 誠実 男性的 知性 忠実 悲しみ 不安 平和 眠り 夢 憂 鬱 落ち着き 涼しさ 冷たい 冷酷

https://iro-color.com/episode/about-color/blue.html

ポジティブイメージでいえば、信頼、誠実、開放感、知性
ネガティブイメージでいえば、不安、冷酷、悲しみ、寂しさ
などを表している。

また、作家のブルーと言えば、やはりピカソの「青の時代」だろう。

「青の時代」と言われる期間は1901~1904年という短い期間でしたが、多くの人に影響を与えました。主に青色を主体とした作品を描き、盲人や娼婦、乞食などの社会の底辺にいる弱者を題材とする作品を描き続けました。

彼の中に渦巻いている負の感情を絵画に表現し、何か新しい感情の表現方法を模索していたのでしょうか。ピカソの青の時代の作品からは「死」「苦悩」「絶望」「貧困」「悲惨さ」「社会から見捨てられた人々」などをメランコリックに表現されているように思えます。

今では「青の時代」という言葉は、孤独で不安な青春時代を表す一般名詞のようになっています。

CASIE MAGより

というように、孤独で不安な時代を象徴している。

世界を覆う疫病や戦争、景気後退などによって、社会全体が閉塞感や喪失感を感じ、多くの人が内省的になっている時代の気分を表しているのが「ブルー」なのであろうか?

ともあれ、こうした「色」にフォーカスする面白い事例も。

これからもいろんな色のトレンドに注目していきたい。

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