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コンテンツがプラットフォームになる時代

以前こんな記事を書いた。

Web3時代においては、トークンをハブにしてコンテンツを中心とした新しい経済圏が生まれる。もう少しシンプルに言うと「コンテンツプラットフォームが生まれる」ということ。

これまでは、FacebookやTwitter、Instagram、YouTubeなどそれぞれのプラットフォームにコンテンツがあり、フォロー/ フォロワーの関係で広がっていく仕組みだった。
ここにTikTokがあらわれ、フォロワーがいなくても個人の興味に応じたアルゴリズムの力で多くの人にコンテンツが届くようになった。
さらにWeb3のトークンエコノミーの中では、プラットフォームを横断してコンテンツが「使える」ようになってきた。

この仕組を俯瞰でみたときには、コンテンツが中心となってそれが複数のプラットフォームを通じて人に広がっていく、つまりコンテンツを中心としたプラットフォームになっている。

図にするとこんな感じです。

コンテンツプラットフォーム

こうしたコンテンツを中心として形成されるゆるやかなコミュニティでは、単にコンテンツを消費するだけでなく、応援や参加を通じてコンテンツを共創していったり、2次創作や新しい派生コンテンツが生まれる。

これまでのWeb1/2の世界では情報をアグリゲートしているプラットフォーマーが力を持っていたけど、これからのWeb3の世界ではコンテンツを中心としたクリエイターもっといえば普通の生活者が主導権をもっている世界に移行していく。

そして、価値観を共有した人たちが集うことがブランディングにもつながっていく。

そんな胎動を感じる。

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