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無名なわたしがChatGPT本でAmazonランキング1位を取るためにやったことの全て

はじめまして!株式会社Renewerの堀内です。

2024/6/12発売のChatGPTを徹底活用! ビジネスパーソンのためのプログラミング勉強法ですが、

予約開始してAmazon新着ランキング1位を獲得しました!(プログラミングカテゴリ)

たいした知名度もフォロワーもない人間でも1位を獲りたい!と思ってやってきました。
予約開始時点でXのフォロワーはほぼ0でしたし。

おかげさまで増えました。
フォローよろしくお願いしますm(_ _)m

ただ、私のような人も多くいると思うのです。
本を出版する人みんながみんな、知名度を有した人なわけではありません。

他にも本にかかわらずコンテンツを世の中に出したい!と思っていても、
「自分はフォロワーも少ないし、出しても見てもらえないよな…」
と尻込みしてしまう人はいると思います。

そんな人がコンテンツを多くの人に届けるために参考になったらよいなと思い、無名な私がAmazon1位を取るためにやったこと全てを紹介します。


執筆中から動く

Amazon1位を獲るための活動は執筆中から始めていました。
そのひとつとして、執筆中から周りの人を巻き込むのが有効だと考えていました。

私の場合、友人や仕事でお世話になっている人に何らかの協力をお願いをしていました。
以下のようなことです。

・レビューを依頼する
・インタビューを掲載させてもらう
・その他よろず相談

「レビューを依頼する」は、本自体のクオリティアップが主な目的でしたが、レビューしてもらうと「一緒に多くの人に届けたい」「応援したい」という気持ちになってくれるものです。
例えば、こちらからお願いしなくても、本の紹介をテックブログで書いて頂きました(とても感謝してます)

「インタビューを掲載させてもらう」については、「ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作れる」という点で有効です。
ここでいう「価値がある」というところには、「誰が言うか?」はとても大事なので、その点も意識して打診したいところです。

私の場合は、プログラミングの勉強はキャリアに通ずるので、「生成AI×キャリア」というテーマでコンテンツを作りたく、仕事でつながりがあった國本さんが適任な方だと思い、に依頼し快諾いただきました。

國本さんにも告知タイミングで拡散頂き、とても感謝しています。

他にも出版経験のある知人や出版社に勤務している友人にアドバイスを受けたり、ご協力をお願いしていました。
これらの方も「予約しました」「全社Slackに流しました」など、ポジティブな応援の声を頂けました。

このように、親切な皆さんの協力を依頼することで、応援をいただいたり、拡散してもらう機会に恵まれました。
自分自身の経験に当てはめてもそうですが、何かアドバイスを求められたり協力を依頼すると、「応援したい」という気持ちが生まれることはよくあります。

「イケア効果」と呼ばれるものと似ています。

「イケア効果」とは、自分の手でつくったものには、そのものが本来持つ以上の価値を見出すという、人間の心理的傾向を意味する言葉だ。組み立て家具大手のIKEAに由来する。

なので協力をお願いすることは、応援者を増やすという意味で有効だと思っています。

一方で、協力の依頼はただお願いするだけだと失礼にあたることは注意しないといけません。私の場合はレビューをしてもらう代わりに、その方も本を執筆中だったので相互にレビューしたりしました。

お願いした人にそれ以上のメリットを提供するとか、貸し借りを行うということは念頭に置きたいところです。

アクションを集中させる

Amazonランキングのアルゴリズムを詳細に理解しているわけではないのですが、数時間〜数日の期間の販売数によってランキングを算出しているようです。
したがって、分散して購入してもらうよりも集中して購入してもらう方が、ランキングが上位に行く、という見立てはできます。

なので、告知開始前後にアクションを集中させました。
これはその当時のToDoメモですが、どの時刻に行うか、という粒度でアクションを計画しています。

・note投稿 5/9 18時00分
・Facebook投稿 5/9 19時00分
・Linkedin投稿 5/9 20時00分
・X投稿 5/9 20時00分
・プレスリリース 5/10 10時30分
・BOXIL DX Learning メルマガ 5/10 11時00分
・個別連絡 5/10 18時00分〜
etc…

CMもそうですが、同じタイミングで何回も目にすると単純接触効果で気になる、というのはあるので、そういう意味でもアクションを集中させるのは良いと思います。

個別に連絡する

個別に連絡して購入をお願いするのは押し売りみたいで気が引けるかもしれません。
ただ有効なアクションだったと思いますし、後述しますが一番やってよかったと思えるアクションです。

私の場合は知り合い全員に連絡したわけではなく、以下のような対象に連絡しました。

・告知のSNS投稿にリアクションしてくれた方
・これを機に連絡したい/しようと思った方

メッセージ例

「本の告知をきっかけに久しぶりに挨拶したい/連絡をとりたい」というスタンスで、そう思えるような方に連絡すると良いと思います。

結果ですが、皆さん祝福してくれましたし、購入してくれた方、周りにも宣伝してくれた方は多くいらっしゃると思います。(本当にありがとうございます)

コンテンツを提供する(告知のみはしない)

告知や各種投稿は「コンテンツ化」するようにしました。
例えば、Amazon1位を獲ったことも「Amazon1位獲りました!」と投稿しても誰かのためにならないでしょう。
それよりも「Amazon1位獲るために、この記事を参考にしました!」だと、これから本を出版する人のためになるかもしれません。

誰かのためになるコンテンツを提供することで、巡り巡って誰かから著書が購入されると、いうサイクルをイメージしていました。
このnoteも同様で、「本やコンテンツをこれから出す人のためになるもの」として書いています。

今後も発売日までに、中身の公開などコンテンツを提供していく予定です。

キャンペーン

予約購入者向けに、著者が追加で執筆したChatGPTや生成AIに関する特典本10冊をプレゼントする「10Xキャンペーン」も行いました。

これも「コンテンツを提供する」のアクションの一環と言えます。
「誰かが欲しいだろうもの」を提供することは意識していました。

加えて、「やり過ぎる」みたいなことは意識しました。

特典本10冊をプレゼントというのは、客観的に見てもボリュームが多いと思います。事前に内容を伝えていた友人たちは「え、なんでそんな量をプレゼントする必要あるの?笑」と言われました。

ただ何においても、「やり過ぎる」から人の心を動かすものだと思っています。
特に無名だったら「やり過ぎる」ことは、誰でも使える有力な武器のひとつではないかと思います。

結果として、特典本目当てで買ってくれた人もいたようで、特にソーシャル面や知人以外の予約購入を促進してくれました。


一番良かったのは、旧交を温められたこと

以上がやってきたことの全てです。
何らかのカテゴリで1位は獲りたいと思って予約開始日に臨み、結果的に取れたことは良かったですが、
1位を獲るためのプロセスのほうが学びや良いことがありました。

一番良かったのは、個別に連絡することで旧交を温められたことです。

この連絡を契機に、ランチ・飲みのセッティングや仕事の相談がいくつも得られました。
連絡とりたいな、久しぶりに会いたいなと思っていても、きっかけが無くてなかなか連絡していないことって意外とありますよね。

自身の著書やコンテンツを世の中に出して告知するというのは、そういったきっかけを生むための触媒である、と捉えると、作成するモチベーションが湧いてくるかもしれません。

"最後は熱量"

このAmazon1位を獲ることを狙った時に参考にしたのが、けんすうさんが『物語思考』を出版された際の 『Amazonで総合1位を取るためにやったこと』 というnoteです。


この記事のハウツー部分も大変参考にさせてもらったのですが、特に以下が刺さりました。

・一番大事なものは熱量。カッコ悪かったりみっともなかったりしても、なんとか売ろうとしているほうが売れる
・「自分では宣伝しないけど、売れるほうがかっこいいな」という自意識を捨てられるかが大事

けんすうさん程有名な方ですら、なんとか売ろうとしていた様子が綴られてるんですが、 無名な自分が変な自意識を持ってどうするんだと。

上位のコンピューター・ITカテゴリーではまだ10位ぐらいしか獲れていないので、 1位を狙って引き続き熱量を持ってアクションしていきます。

このnoteはこれから本を出す方だけでなく、コンテストに出たり、 新しいサービスを世に出す際にも参考になるので、 購読オススメです。

特典本10冊をプレゼントする「10Xキャンペーン」はこちら↓

お読み頂きありがとうございました!
応援よろしくお願いしますm(_ _)m


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