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いけてますって~令和5年6月あじさい~

気がつけば、またまた3週間も記事を書いておりませんでした。<(_ _)>

梅雨の時期は残念ながら#ダイヤモンド富士 の撮影はお休みです。
が、一応#華道家 でもございますのでいけばなの修練をしておりました。
そう、そう、確か昨年の今頃#noteギター部 の記事にこのようなものがありました。

ギター部 部長より|くろがねクウヤ (note.com)


いいか!ヲマイラ!!




↓↓ここ重要。とても重要。

上手くなりたいなら・・・







※ここでDelayをON! feedbackツマミはフル転の事!




毎日練習しなさい!

毎日練習しなさい!

毎日練習しなさい!

毎日練習しなさい!

毎日練習しなさい!

毎日練習しなさい!




以降 Feedback 破綻まで

脳内再生リピートの事。

ギター部部長 『くろがねクウヤ語録』 より


いやいやいや、部長~!!
も~、おっしゃる通りでございます。
一に修練 二に修練 
上達したいっ!! 
っていうか… 以前のようには動かない手を動くようにしたいっ!!

ま、正直以前のようには生けられない訳なんだけど、

それでも生けたいっ!!!


 私は、いけ花の新旧を比較して、新しいのもがよいなどと云う積もりはない。しかし、形として残らないいけ花が、五百年の歴史を重ねて来たのは、その時々の人々の心を捉える形式を具えて来たからだと思うのである。具体的な形が残らないいけ花にとって、古典をまね、また、花図によってこれを復元することは、古典を理解し、伝承を私達の血肉とすることができる貴重な作業である。しかし、また、それらを通して知り得ることは、いけ花は一貫して同じ形を継承して来たのではないということである。
 私は、つねづね、形のうえに現われる以前の心の動きこそ、いけ花の始まりであるとかんがえている。この時の「心」は、現代人がもつ心でなければならないのである。また、その表現は、現代の人々に感覚される表現でなかればならない。こうした点から私は、花をいける態度を、次のようなところにおいている。
 まず、造られた美しさより、自然の美しさを、と考えている。ここに云う自然は、外界の景色としての自然ではなく、「おのづから溢れ出るもの」という意味である。従って私は、素材をみつめ、新しい意義をそこにみつけだしたいと思う。素材のもつ性質、特徴は、引き出し、みつけだすものである。
 また、いけ花は、時間をかけ、考えて生けるのもでなはい。修練の結果としての、無意識とも見える作業が重要である。いけ花は技術のみで形づくられるものではない。「技」はすなおに自由でありたい。こうした態度から導きだされた私の作風が、ここに云う新風体を形づくることになった。
 伝承は血肉としなければならないが、懐古に止まっては、いけ花のいのちは失われる。ここに敢えて新風体を公表するのは、いけ花五百年の歴史が、いまに生きるいけ花をいけつづけることによって、価値あるものとして将来に引き継がれることを期待するからである。

昭和五十二年陽春
池坊専永


形のうえに現われる以前の心の動きこそ、

いけ花の始まりである


身体は動いても動かなくてもそんなことは重要ではないのだ。
『心の動き』にこそいけばなの神髄があるのだ。


と、いうことで6月のいけばなをご覧下さい<(_ _)>

生花一種生け


生花一種生け

ん~、なんか ちがう~!!!!!


花は立派なんだけど風情が全くない。
ほりべえってこんなに下手くそだったっけ?😿と嘆いていると

ベランダで慰めてくれる子を発見!!

雨の中いつの間にか這い出て来たよ♪

よ~し。気を取り直して、もう一杯生けるのだ!!

生花一種生け

っほ!!
やっと『心の動き』なるままに生けることが出来ました。

#挿花百規    #仙傳抄

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近所の方が紅葉の青葉を剪定されていたので、
「あの~その切った枝を頂けませんでしょうか?」と、
またまた、頂いて参りました。

ちょっと気分を変えまして、夜の部突入~!!!


紫陽花はちゃんと水揚げしないと直ぐに水が下がります。
ほりべえが必ずしている水揚げ方法は、以下の二つです。

①根元を焼く方法 (焼き揚げ)
②根元をお湯につける方法 (湯揚げ)
詳細はご自分で調べて下さい。<(_ _)>

①の方法で水揚げしておけば、一日中水が下がることはありません。
何日も保たせる必要のある花展などの場合には、一日目が終わったら紫陽花を抜いてバケツなどの深水に入れておいたり、②水換えの際にお湯に入れ、そのまま冷ますと、また、シャキッとしてくれます。

それでも水が下がり始めたら、このようにガラス製の水盤に生け直して愛でる♥

自由花①

グラスに花を入れてみても美しい♥

自由花
自由花

あじさいは七度も色が変わるといわれ、縁起をとやかくいう向きもあるが、古人は、「転生(てんしょう)を思えば七たび変わるも幸(さいわい)」
― 生まれ変わると考えれば、かえってめでたいとしている。

池坊東京10人集
#藤原幽竹


ほりべえは身体も脳も変わってしまったけれど、それこそが幸いであることを噛みしめ、花をいけることが出来る日々に感謝しております。



ここまでお読み下さいまして、誠にありがとうございます。

次回は、夏の草物を生けまくります。



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