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ラーメン屋に学ぶ!原価改善に繋がらないメニュー開発の理由

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今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.131 2022/1128
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今週で11月商戦も終わり!

10月以上に11月は消費意欲も多く、
久々に良い売上だったお店も
多かったのではないでしょうか?

ご支援先も11月に過去最高月商を既に
更新されたところも多く、
本当に良かったなあと思っています。

傾向としては、

・1組辺り客数は少なくソロ客も多い
・1件目使いが中心
・2件目に行かないので客単価が高い
・2件目に行かないので滞在時間が長い
・スピード提供は優先順位が高い
・接客の優先順位は非常に高い

この辺りの対策をそれぞれ実行策に
落とし込んだ成果が出たのも感じています。

ただ怖いのが来年の1月と2月です。

消費としての外部環境は悪いままです。
そして消費活性化策も一旦12月末が目処で、
お客様側も消費のひと段落に入ります。

そのため、11月・12月に頑張って黒字を出しても
対策がなければ1月・2月に大赤字。
このような事も十分有り得ます。

そのため、見て欲しいのは今からの集客を
2月末までセットで見て欲しいという事です。

・1月2月にリピーター様向けの
 商品企画を準備しておく
・その際情報発信できるように、
 メルマガやLINEや住所の把握を行う
・今のお客様の満足度に徹底的にこだわる
・あの店が好き!と同じくらい「この人が好き」と
 思われるように対話力は重視する

ここまでをワンセットで年末商戦を走り、
1月2月には今のお客様の来店頻度アップによって
売上の底上げを実現していきたいですね。


【今日のコンテンツ一覧】
1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!
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1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<ラーメン屋に学ぶ!原価改善に繋がらないメニュー開発の理由>

ラーメン屋を展開されるご支援先も、
やはり各種費用が高まっています。

この業態は食材費と水道光熱費が顕著ですね。
原価率も以前は33%程度でしたが、
値上げしても足元は38%まで上がってきました。

原価率として5%もの高騰なので、
ここから一気に改善を進める事になります。

■店舗概要

ジャンルとしては家系ラーメンで、
しっかり繁盛店を作られています。

坪数は15坪弱というところですが、
坪月商は20万円〜30万円をコロナ禍でも
ずっと継続されています。

最も売上が落ちた時でも坪月商20万円なので、
基本的にソロ客が多い状態の強みとも思いますね。

■新作ラーメンのアイディア

坪月商で20万円〜30万円を販売しても、
やはり原価率の5%悪化は影響が大きいです。

そこでミーティングで出てきた案が
「新作ラーメン」を作るというものでした。

<新作ラーメンの概要>

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