プラットフォームでデリバリーを強化する時に気をつけたい2つのこと

コロナの影響もあり、少しでも売上を伸ばしたい!とUberEATSや出前館に登録された飲食企業も多いと思います。

3月から申し込まれた場合、プラットフォーム側が非常に忙しくなり店舗登録が出来ない状況が続いていますので、日常型フードデリバリーの需要の高さを感じます。

とは言え、プラットフォームに載せても失敗する企業も多い中、改めて気をつけたい2つのことを共有できればと思います。

①どのようなシーンで使われるか?のイメージはありますか?

フードデリバリーの業務ステップは、「売る→作る→運ぶ」の3つになる中で、売る・運ぶを外注化できるのがプラットフォームに載せる一番の魅力ですよね。

しかし、いざ始めようとすると手数料が35%〜かかるのに驚かれる飲食企業が多い状況。

その為、「とりあえず売価をあげる・ポーションを減らす」などで通常イートインでの原価率が35%弱くらいのものを、デリバリー用原価率20%台前半で組むことも多いと思います。

ただここで問題なのが、イートインでの利用シーンを考えないと満足度を大幅に下げてしまうということです。

・夕食の食卓の中の一品?
・その注文だけで一食を済ます?

上記のうち、前者であればまだ良いのですが、満足度を下げやすいのが後者です。

もしその注文だけで一食を済まそうと考えると、ボリュームも大切になってきます。成人男性に必要なボリューム500g前後と考えると、550gくらいで食事の設計をしていれば問題はないと思います。

しかし、原価率ありきで包材を選んでしまったがばかりに、そもそも包材に350gくらいしか入らない商品を売っているところも多い状況です。

イートインよりも値段は高く、味は落ちる。しかもお腹も膨れない。こうなるとリピート率は下がってしまいます。

しっかりと自分達の食事は食卓にどのように並ぶのか?この視点は大切にしてもらえればと思います。

②あなたのお店の認知はありません

残念ながら、プラットフォームに出る=一般的な認知はない。この前提で戦う必要があります。

その為、専門性の高い業態はまだ良いのですが、総合型の店や特徴のない業態では売れづらい傾向にあります。

認知度がないプラットフォームで戦う。この視点でいうと、敢えて既存店舗の屋号にこだわる必要はなく、既存拠点からの多専門ブランド展開した方がトータルの売上を伸ばしやすい傾向にあります。

今までの戦い方ではなく、プラットフォームで戦うには?この視点へシフトチェンジして貰えればと思います。

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