20代ターゲットで繁盛している居酒屋の特徴
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今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.72 2021/10/11
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緊急事態宣言も明けて一定期間が経ちました。
すぐにリベンジ消費!という訳ではなく、
立地・業態で本当に大きな差が出ています。
立地で見ると20代が中心とした繁華街は強いですね。
元々宴会が主とした客層でもないですし、
最も動いてくれる層でもあります。
30代〜50代を中心としたオフィス街は徐々にです。
まだ大手企業を中心に宴会を自粛する層も多く、
宴会は動きません。
今は組単価を追わずに組数の最大化に注力し、
そこから12月に活かしていきたいですね。
シニアを中心とした郊外だとランチは強いです。
地域の集まりなどが動き出していますね。
しかし夜はまだまだ動き出しが弱い状況です。
業態でもコロナ禍で好調だった昼主体業態は
もちろん利益は出せますがディナータイムの
デリバリー需要が減ったため若干ダウン。
居酒屋やディナーレストラン業態は
元々の繁盛店はかなり好調でリベンジ消費を感じますが
そうでないとまだまだ消費は弱く雇調金は必須。
焼肉業態は元々マシだしたがそれが戻ってきた感じです。
特に郊外型がアルコール提供可能になり
売上が戻ってきました。
いよいよ変化が生じているのを強く感じますが、
同時に危機感も強く感じています。
・そんなに消費は活発化しない
・しかし協力金、雇調金は終わり返済は始まる
つまり、営業利益をしっかりとプラスにしつつ、
CFも合わせていくのが来年に向けての戦いです。
業績を上げていく根本は、
時流適応×長所伸展
時流にあったもの、つまりお客様から支持されているものを、
自分たちの強みを徹底的に伸ばして業態を輝かせていく。
ここが必須ですし時流適応でないものは
早期にトップダウンでの方向転換も必要となります。
今日はその中で足元の消費が好調な
20代対象の居酒屋業態のビジネスモデルに関してです。
また参考になりましたら幸いです!
【今日のコンテンツ一覧】
1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!
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1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<20代ターゲットで繁盛している居酒屋の特徴>
居酒屋ってどこで儲けるんだろう?
長年の大きな基本思想は宴会でしたよね。
・料理の事前準備が容易
・原価率の調整が容易
・人時生産性が高い
などもあって宴会構成比率を
KPIにすることも多かったです。
しかしコロナ前からも居酒屋はマイナス成長。
日本フードサービス協会のデータだと、
2008年に前年比100.0%を維持してから下記の流れです。
2009年:94.2%
2010年:97.2%
2011年:95.5%
2012年:99.5%
2013年:96.5%
2014年:95.0%
2015年:94.3%
2016年:92.8%
2017年:99.0%
2018年:98.5%
2019年:98.9%
2020年:50.5%
コロナ禍の影響が圧倒的に大きいのは事実ですが、
反面業態モデルとして宴会依存のモデル自体は
支持されて来なかった。
ここも一つの事実だと感じてしまいますね。
ただ「イノベーションのジレンマ」でもありますが、
人は一つの成功モデルができてしまうと、
そこから下の階層は途端にできなくなります。
この辺りから、先行企業からの20代特化居酒屋は少なく、
成功モデル企業は後発だったり経営者の方が若かったり。
ただ足元で儲かっているのも事実であるからこそ、
その内容の中で活かせるものはどんどん活かしたいですね。
■立地と規模の特徴
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