11月居酒屋部門営業利益率32%の企業で行ったこと
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今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.81 2021/12/13
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12月も中盤戦!
飲食企業にとって年末年始のある種ボーナスなのが
おせちや年末年始オードブル。
本メルマガでも好調の旨をお伝えさせて頂いていますが、
今年は本当に良い流れですね!
おせちはそもそも市場規模が600億円ほど。
それがどれくらい?と問われると、
寿司宅配が同じくらいです。
寿司宅配は1年を通しての市場規模。
おせちは正月三が日くらいな規模。
如何に瞬間最大風速が大きいかがわかると思います。
そして今年は完全にバブル状態です。
一気に帰省が動き出した中での「ご馳走メニュー」
として例年よりも高単価が動いています。
ご支援先も約8割が今週には完売。
ここから重要なのが顧客名簿の獲得です。
「完売なんです、すみません!」
これで終えるのは絶対にやめたく。
理由として、おせちは「名簿ビジネス」です。
そもそも「前年購入客リピート率」は「30%」は
平均でも超えてくるビジネスです。
むしろ商品力が高い企業であれば、
前年購入客リピート率が50%を超えるのもザラ。
つまり、名簿数と売上が比例しやすい事業です。
しかし。
今年はあくまでも瞬間最大風速。
今の売れ筋が続く実力だと思えば来年必ず後悔します。
だからこそ、
「おせちに興味があるお客様」の名簿を
如何に獲得することができるか。
これが来年のベースになってきます。
また同時に、1月2月の閑散期対策にも。
えっ、なぜ閑散期対策?という部分なのですが、
お客様からしても何もメリットがなければ
自分たちの情報を教えてくれる訳なんてありません。
・1月2月に使える強販促クーポンの案内
・来年の早期案内(早期クーポンは要検討)
この2点をフックとしてお声がけするイメージです。
おせちに強い企業は1月2月も
継続して業績が良いケースが多いのです。
これも「おせちのお礼状」として1月2月の
集客フックを設けられているからです。
いつものメルマガの内容と重複しますが、
来年の3月までに力を入れたいのが
「来店頻度のアップ」です。
つまり、「習慣化」のお客様を
如何に新たに作っていくことができるかです。
この辺りも、おせちや年末年始オードブル商戦の
延長として活かしていければと思います。
【今日のコンテンツ一覧】
1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!
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1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<11月居酒屋部門営業利益率32%の企業で行ったこと>
コロナ禍で最も影響を受けた居酒屋業態。
緊急事態宣言が明けた10月以降はどうか?
日本フードサービス協会のデータで見ると、
居酒屋業態の着地は下記でした。
2020年比:64.9%
2019年比:50.3%
まだまだ通常運転でないことを感じますね。
ただ、11月になってからは基本的に緩和され、
売上も大分戻ってきました。
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