Uber EATSで売上を伸ばすポイント

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今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.14 2020/08/24
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コロナによって飲食業全体に
大きな影響が来たのが3月。
早くもそこから半年経ちました。

運転資金として1年を目処に実行された企業が
多い印象でしたがそれが今どうなっているか?

「既に半分が溶けた」というケースも
確実に出てきています。

最初は秋口には騒動収まるだろうから、
一旦亀のように待っておこう。

このような意思決定も実際多かったですが、
短期間では収束しないことがわかった今、
未来への種まきを実行しているかどうか。

これが大きな差に繋がっているのが事実です。

・新規事業の立ち上げ
・既存店の活性化

それぞれしっかり取り組んでいきましょう。

また既存店の活性化で考えたいのは、
8月の後半から9月のシーズン。

ここは飲食店にとっては特にイベントが無い時期。
例年でも売上・利益が伸びない時期だからこそ、
今年はより仕掛けが大切になっています。

・自粛しない層
・個人では気にしないが周りの目が気になる層
・自粛する層

肌感覚ではありますが、今は上2つの比率が
大きく高まった事を感じています。

4月頃は一番下の比率多く、
新たな仕掛けを打ち出すとお客様からの
お叱りを受けることも実際ありました。

しかし今は、上述の通り上2つの比率が
高まっている様子もあるからこそ、
仕掛け!仕掛け!仕掛け!が大切。

では仕掛けとは何か?
これは前回のメルマガにも書かせて頂きましたが、
基本は「常連様の来店頻度アップ」が王道。

また競合の仕掛けは例年よりも少ないため、
相対的に見て目立ちやすく、
反響率も例年よりも高い傾向にあります。

・常連様企画
・夏祭り
・ビアガーデン
・キッズフェア

などなど、どんどん打ち出していきたいですね。

さて、上記は「既存店」の話でしたが、
今日の話は「新規事業」に関して。

改めて、Uber EATSで売上を上げるには?
この視点で書いていきますので、
実行の参考になれば幸いです。


【今日のコンテンツ一覧】

1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!

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1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<Uber EATSで売上を伸ばすポイント>

フードデリバリーの事業設計全体の
話は色々と書かせて頂いていますが、
ミクロな視点でどう売上を上げる?

ここは書いていなかったので、
改めて書かせて頂きます。

■前提条件

フードデリバリーを「片手間」でやるなら、
Uber EATSや出前館の活用が良いです。

しかし、「フードデリバリーを事業化する」
この前提で考えるならばそれは危険です。

何故なら、本来デリバリーで最も資産となる
「顧客名簿」は何も得ることができないからです。

自社で得られるのは注文データのみ。
これだけだと、売上の再現性は低いですし、
何より自社で仕掛けられる幅に限りが出ます。

自分達で配送員を採用・実行は重たいですが、
今はタクシー配送も恒久化されました。

配送にかかる費用は「売上比10%」が
ポイントになってきます。

そこでお客様の送料を決めれば
しっかりモデルを作れます。

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(ある中華のご支援先の例)

単価 :5000円
配送費: 500円(10%)

上記にするためには、
委託費  :800円(実費)
お客様負担:300円

800円ー300円になりますので、
配送費: 500円(10%)
----------

上記は一例ではありますが、
タクシー提携を行っても十分自社配送モデルを
構築できることが伝わると思います。

本格的な事業化を狙うならば、
自社配送しつつ、UberEATSも活用する
ハイブリッドモデルで進めて頂ければと思います。


■UberEATSの収益モデル

既存店に事業付加する場合のモデルだと
下記になってきます。

※付加なので、家賃などの固定費や
水光などの変動費も一旦除外しています

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