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10月段階でのおせち商戦について

今年も早くも始まったおせち商戦。

年々前倒しされており、今や10月1日から販売をスタートしなければ胃袋を奪われてしまう状況です。

さて、このおせち市場ですが市場規模は500億円とも言われています。たった1日の販売でこの規模なのは改めて大きさを感じます。

市場自体も手作りおせちが購入に切り替わることで微増を続け、市場としては安定感があります。

ご支援先でも、100台〜5万台まで売られるところと幅がありますが、共通して言えるのは「おせちはリピート事業」という事です。

高額商品であるため、「失敗したくない」という想いも重要な視点になります。そのため、新規顧客獲得コストは高い傾向にあり、如何に既存のお客様満足度を高め、毎年リピートしてもらうか?が肝になります。

最低限抑えたい数値としては、

前年顧客の再購入率30%以上

こちらになります。これ未満の場合は、満足度低いと言えますし、費用をかけて新規顧客を獲得しても儲からない事業になります。

逆に、販売件数を毎年伸ばされる企業はこの再購入率が50%を超えるところも!これだと盤石です。

さて、このリピートビジネスであるおせちですが、今年の動き出しはどうなのか?

結論から言えば、かなり!良いです。私も驚くペースで各社推移しています。

例年、10月末の販売目標は全体目標の15%〜20%くらいが一般的でした。

10月末に全体目標の15%〜20%は販売しよう!

そのために、10月の中旬から様々な顧客名簿に対してDMなどをスタートします。ただ、今年はGo to イートのプレミアム食事券が使える背景もあり、初動がかなり良い感じです。

ご支援先の数値を平均すると、目標に対して約30%は販売が完了している状況でした。

今年は10月末に全体目標の30%を実現している企業が多い!

ここまま着地まで走り抜けられるか?そこのジャッジは11月中旬にしようと思いますが、今のところポジティブな結果なのは嬉しい傾向です。

とは言え、今年はおせちの発注期限が12月頭と条件が厳しい状況の企業も多く、過剰在庫にならないように準備をする必要があります。

だからこそ、しっかり売り切る販促(既存的には既存の顧客基盤+α)をやり切っていきたいですね。

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