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クラウドキッチンのメリット・デメリット

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今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.38 2021/02/15
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緊急事態宣言も早期解除になるかな?
と思いましたが、継続となりましたね。

・感染者数を減らす
・その間に医療逼迫を改善する病床数の拡充

この2点が必要な中で前者の議論が中心で
後者が見えてこないのは事業者側としては
なんともやきもきする期間ですね。

とはいえ、このような外部環境の中でも
生き残っていくためには何ができるか。

特に足元で大切なのは「休業解除」の
タイミングです。

休業するとどうしても集客の波は途絶えます。
飲食も基本はリピートビジネスですが、
休業の間に「行かないことに慣れる。」

このようなことが起こり得るために、
ある種のリニューアルオープンくらいの
パワーが必要になるケースが多いです。

その中で最近ご支援先でも初めているのが、
競合よりも早めの休業解除です。

・休業店舗が多い中で先駆けてオープン
・緊急事態宣言明けによーいドンでオープン

上記のケースがある中で、
後者の場合だとどうしても
比較検討が多くなってしまいます。

つまり、自社のストアロイヤリティが
高くない限り埋没可能性は生じます。

反面、先駆けてオープンする場合、
比較検討がない状況。
そして今はディナー難民のお客様も。

このようなケースの場合、
想定以上の集客を実現できています。

もちろんこれに関しても立地選定が
最も重要になっており人がいないところで
オープンしても意味がありません。

ただ、店前交通量がある程度担保できる
エリアであるならば、競合とよーいドンにせず、
時短協力金を貰いながらの早期再開が良いです。

緊急事態宣言解除後に集客に苦しまぬよう、
先手先手で動いていきましょう!


【今日のコンテンツ一覧】

1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!

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1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<クラウドキッチンのメリット・デメリット>

コロナ禍において注目された領域といえば、
やはりフードデリバリー。

その中でもキッチンをシェアする
「クラウドキッチン」はサービス提供側・
それの利用側と共にプレーヤーが増えました。

これに関するご質問やご相談も多いので、
今回はそれぞれの視点でメリットとデメリットを
まとめてみました。

また事業化の一つとして参考になれば幸いです。

■そもそもクラウドキッチンとは?

フードデリバリーを始める上で最初の壁が、
製造拠点の初期投資がかかるという事。

ミニマムスタートで事業可能性を探りたい時には
それが足かせになってしまうケースが多いです。

そこで注目されるのがクラウドキッチンです。
一言でいえば「厨房の共有スペース」です。

フードデリバリー事業者のために、
クラウドキッチン側が調理器具を完備した
調理部屋を複数準備しておく。

そして希望者にその調理部屋を貸し出す。
このようなイメージですね。

不動産の又貸し的な要素もありますが、
利用者側は必要な厨房機材の獲得費用を
全て抑えることができます。

逆にクラウドキッチン提供者は
毎月の安定した売上を確保できる。

このようなビジネスモデルになっています。

コロナ禍において多くの飲食業が
イートインに苦しんでいることもあり、
ゴーストレストランと同様に
一気に注目され出した領域となります。

■クラウドキッチン提供者側の視点

<初期投資の目安>

クラウドキッチン提供者側で最も大変なのが、
この物件を作りきるフェーズです。

どこまでの厨房器具を揃えるか?
これによって左右されますが、

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