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業態の絞り込みで気をつけるべき点

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飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.112 2022/0718
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社会環境としてはまた「第七波が〜」という声が
日に日に大きくなってきましたね。

個人的にはコロナはもう飽き飽きなので
全てにおいて平常運転を続けていますが、
それでも外部環境の変化は見る必要があります。

現状のご支援先のデータで見ていると
明確な差があるのは感じています。

<対企業かつフォーマル>

・企業ケータリング
・大型宴会

この辺りの需要になってきますが、
ここが一番影響を受けています。

キャンセルや決定案件が検討案件になったり、
企業側も社会の流れを見ている感じです。

社会活動を普通に行おう!という流れだと
問題なく動くのでしょうが、
まだ完全に様子見という状況です。

また既存案件は上記の感じでありますが、
完全に新規案件が止まりました。

長所伸展×時流適応

上記の発想で捉えるのであれば、
需要が止まったところに需要喚起をしても
効率が圧倒的に悪いと言えます。

ここは戦い方をガラッと変えたいところです。

<対企業かつカジュアル>

・少人数宴会
・会食
・企業向け高級弁当

この辺りの需要になってきますが、
意外に影響を受けていませんね。
ここは今年に入ってから大きな部分です。

実際、3月のまん防解除前後から動き出しており、
会社の判断ではなく個人の判断で動ける領域は
今後もしっかり集客していきたいところです。

懸念事項としては濃厚接触問題で
働けなくなることでの会社からの
飲み会・食事会NG例が発令されてしまう事です。

この辺りに関しては改めて、
濃厚接触の定義の変更及び、
接触者の対応変更も声を上げ続けなければです。

<対個人かつ観光>

テレビではキャンセルした一部の声を拾いますが
全体としてはキャンセル率は低いようです。

せっかく予約しているならば楽しもう!
このようなメンタリティになっているのは
嬉しい変化ではありますね。

ただし、今後の予約に関しては鈍化しているため、

「その立地ならこの業態」

ここの認知を同業他社よりも徹底的に強化し、
限られた対象者の中での「目的来店」を
どこよりも強くしておきたいところです。

<対個人かつ繁華街や郊外>

ここは今の所影響を感じていません。
今から夏休みやお盆商戦に向けて、
継続して集客力を最大化したいところです。

ーー

取り急ぎ、立地や客層別にての
現状の所感を共有させて頂きました。

繰り返しになりますが大切なのは
変化し続けて時流適応していく事です。

飲食は変化対応が本来強い業種ですので、
毎度の繰り返しでうんざりな気持ちはありますが、
絶対に後手にならないよう情勢を見極めたいですね。


【今日のコンテンツ一覧】
1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!
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1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<業態の絞り込みで気をつけるべき点>

先日複数頂いた新規出店に関する質問。

専門性を打ち出すために、
どこまで商品を絞り込んで良いか?
というものでした。

総合店は結局誰のニーズも得られないので
集客ができなくなる。

専門店にしても顧客満足度は高くとも
来店頻度が落ちて売上が落ちる。

総合店にしても専門店にしても、
一体どこのバランスを取れば良いのか。
このような相談でした。

この頂いた相談が、
・居酒屋業態
・テイクアウト業態

と両方でしたのでそれぞれの視点で、
どこまで絞り込みを行うのか?
ここを見ていこうと思います。

<居酒屋業態>

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