優しさあふれるヒーローと出会う

私は、車椅子で地下鉄を降りて改札へ行くためにエレベーターへ向かおうとしていた。

その後ろから「僕ボタンおしとくから〜！」阪神タイガースの帽子を被ったダウン症の青年が元気よく颯爽とエレベーターに向かい、ボタンを押して待っててくれた。

私は笑顔で「ありがとう😊」って答えた。

ちなみにそのエレベーターは上が別の地下鉄へ乗り換えるホーム、下が改札口。

私は下へ
彼は上だった。

ボタンを押して待っててくれたから、とりあえずエレベーターに乗った(^^)

そう。このエレベーターは上へ行くのだ。

でも笑顔で「僕ボタン押しておくから〜！」って言ってくれたからつい乗りたくなったのだ(^.^)

彼は上(乗り換えホーム)につくなり
「おりていいよ(^^)ボタン押しておくから〜」
って言ってくれた。

でもさすがにそこは、ちゃんと伝えようと思って、彼に「ごめんね、私、下に行くんだ。ありがとうね^ ^」って伝えた。

そしたら彼は、またまた笑顔で「オッケー！☺️僕おりるね〜！！サンキュー！！」
(何故かありがとうだけかっこよく英語になってた🤣)と言い手を振りながらホームへ走り去っていった！

すごく純粋で優しい心を持っていて英語まで、そんな素敵な彼が私にはヒーローに見えた(^^)

障害なんて関係ない！
自分とは違う、誰かのために"人を動かす心"を持つって大切やなぁって思った(^^)

彼がしてくれた行動こそが
"心のバリアフリー"なんじゃないかなとも思う。

彼はきっと地球を平和にしてくれる力を持っているといっても過言ではないはずです。

青年よ、ありがとうね♪