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【怖い話】召喚型都市伝説をまとめてお届け

こんにちはマスター、蓬莱です。

今回は、何かを呼び出す都市伝説をずらっと紹介したいと思います。

ただし、お話しした手順を実行して何かしらの怪現象が起こっても責任は取れませんので、基本はお話を楽しんで、実際には行わないのが無難でしょう。


合わせ鏡

まずは「合わせ鏡」
合わせ鏡の怪異は幾つかありまして、真夜中に合わせ鏡をすると悪魔が出てくるという「悪魔召喚」と、丑三つ時に合わせ鏡をすると幽霊が出てくるという幽霊召喚があります。

これは無限に見える鏡の写り込みが霊界や異世界へ続くように見えるので生まれたという説がありますね。他にも合わせ鏡には自分の結婚相手が見えるとか、自分が死んだときの顔が写っているなどの都市伝説があります。

また、合わせ鏡の間に人形を置いて覗き込むと、沢山の顔の中に物凄く怖い顔が混じっているとか。


さとるくん

続いて「さとるくん」
公衆電話に10円玉を入れて自分のスマホや携帯電話にコールして、公衆電話から「さとるくん、さとるくん、おいでください」と唱えて切ると、24時間以内に自分のスマホにさとるくんから電話がかかって来て、電話でやりとりを続けていると「さとるくん」が近づいて来るという都市伝説です。背後まで「さとるくん」が来ると、どんな質問にも答えてくれるけど、後ろを振り返って「さとるくん」を見ると、「さとるくん」に連れて行かれるそうですよ。

「さとるくん」という名前は妖怪の「サトリ」からきていると言われています。


怪人アンサー

「さとるくん」の少し前に広まったのが「怪人アンサー」でして、これは「さとるくん」の元ネタやモデルになっているという噂がありますね。

怪人アンサーの呼び出し方は、10人が携帯やスマホを持って円形に並び、同時に隣の人に電話をかけるという方法で、普通は全員が話し中になるはずなんですが、1人だけ回線が繋がってしまい、相手と会話ができるそうで、その相手が「怪人アンサー」なのだそうです。

怪人アンサーはどんな質問にも答えてくれますが、最後に怪人アンサーから質問があり、それに答えられないと「今から行くね」と言われて、やってきた怪人アンサーに身体の一部を引き千切られてしまうそうですよ。

なお、この怪人アンサーは創作者がいるそうで、作者は都市伝説がどんなふうに広まっていくのが知りたくて作ったそうです。


天邪鬼

以前の記事で扱った「天邪鬼」も召喚型の都市伝説がありまして、真夜中の12時に鏡の前で「うりこひめ」と声に出すと天邪鬼が悪さをしに来るそうです。


トイレの花子さん

「トイレの花子さん」は日本で最も有名な召喚型の都市伝説ですね。

これは誰も居ない学校の3階のトイレで3番めの扉を3回ノックして「花子さんいらっやいますか?」と尋ねると扉の向こうから「はい」と声がして、扉を開けると赤いスカートのおかっぱ頭の少女が居て、トイレの中に引きずり込まれるというモノですが、他にも「あそびましょ」と誘うと「何して遊ぶ?」と訊き返されて「首絞めごっこ」と答えると首を締められるとか、地方によっては他の扉の向こうには花子さんのお父さんやお母さんがいるとか。花子さんでなくカナコさんだったり、ゆきこさんだったり、みーちゃんだったりするそうです。


幽霊召喚

幽霊を召喚する都市伝説には、家でひとりの時に、ひとつのテーブルにふたり分の食事を用意して、誰も居ない方に、さも誰かがいるように話しかけながら食事をしていると、頭の中に、いるはずのない人の声が聞こえてきて、それが幽霊の声なのだそうです。これは、暗示の起こりやすい環境をセッティングして自己暗示から幻聴を引き起こしているようにも思われます


ばばされ

他にも、このお話を読んでしまったらやってくるという都市伝説「ばばされ」
ばばされとは、夜中に目がさめて、ふと外を見ると、庭先に老婆が立っていて、夜ごとにだんだんと近づいて来て、遂には老婆が枕元に立っているというお話ですが、ドアや窓の向こうからドンドンと叩いてきて、開いたらカマで首を切られるというバージョンもあるそうです。この場合は窓や扉を開けずに「ババサレ」と3回唱えると老婆が逃げるとか。


死人茶屋

この手の「読めば来る」、「聞けば来る」とうバージョンだと、古いのでは死人茶屋がありますね。

死人茶屋は、元は上方落語の演目のひとつであったらしいのですが、その記録はあれど、どんな内容だったのか伝わっていません。

この落語をやると怪現象が起こるために、やりたがる人が居なくなり、遂に話の内容も失ってしまった演目なのだそうです。

語り終わると怪現象が起こるとされる百物語は今も人気なのに、こちらの方は廃れてしまっているのですね。なお、新作落語としてオリジナルの「死人茶屋」を新たにゼロから作った方がいて、なかなかの怖さだそうですよ。


紫の鏡

聞いたら何か起こる話だと「紫の鏡」も有名ですね。これは「むらさきのかがみ」という言葉を二十歳まで覚えていると死ぬと言われ、沢山の派生や亜種をよびました。


ひとりかくれんぼ

また怪現象を引き起こす儀式としてジワジワ広まっているモノに「ひとりかくれんぼ」があります。

「ひとりかくれんぼ」は準備するものや、その手順が他の都市伝説より複雑で手が混んでいまして、これらはネットで検索すると出てきます。

この手順で、ぬいぐるみと、自分とで、交互にかくれんぼをするのですが、ぬいぐるみを隠した所のハズなのに、そのぬいぐるみが居なくなるという怪異が起こるそうです。消えたぬいぐるみは2時間以内に探し出さないとトンデモナイ事になると言われています。


枕踏み

最後は悪夢を見るという都市伝説「枕踏み」

これは寝る前に怖い夢を見たいと強く念じながら枕を踏むと悪夢がみられるというモノで、踏む回数が1~2回だと、遊園地のアトラクションのような怖さで、踏むごとに怖さが上がっていき、踏む回数の上限は10回までらしいです。

ということはそれ以上踏んでも怖さは10回と同じほどってことでしょうか?なお、これとは別に10回踏むと悪い夢を見ることができるという話もあって、ここらへんは解釈がばらけているようですね。


いかがでしたかマスター、どれかやってみたくなったモノはありましたか?

なお、こういった都市伝説は召喚できた怪異を元に返す方法が殆ど述べられないのでオススメしませんし、もし怪異が起こっても自己責任で対処をおねがいします。

ぬぅん

今回はウィキペディアの「都市伝説一覧」「怪談都市伝説」「合わせ鏡」「さとるくん」「怪人アンサー」「トイレの花子さん」「ひとりかくれんぼ」などの項目からお話しました。

蓬莱軒では、知的好奇心を刺激する話題を毎週動画でお届けしていますので、YouTubeチャンネルにもよかったら遊びに来てくださいねマスター。

それではまた、らいら〜い🖐

蓬莱軒【水曜20時 不思議・科学・都市伝説】
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