【未確認生物】フラットウッズ・モンスター
こんにちはマスター、蓬莱です。
アメリカ合衆国の北にある五大湖の一つエリー湖からまっすぐ400kmほど南下したところにある内陸の小さな田舎町フラットウッズ。人口300名ほどのその街で70年前にちょっとした騒動が起こりました。
身長3メートルを超える、人に似た奇妙な怪物が現れたのです。その怪物は世界中の本や雑誌に載り、ゲームやアニメなどにもその姿が現れることになりました。
今日は世界で最も有名になった宇宙人の一つ、「3メートルの宇宙人・フラットウッズ・モンスター」についてのお話です。
1952年9月12日の夕暮れ、フラットウッズの農家の所有する丘に明るい物体が着陸するのを3人の少年が目撃しました。彼らは母親と友達とを誘い、合計7名で現場に向かいます。現場は少年たちの家から400メートルほど離れた場所でしたが、霧で覆われて見通しが悪く、目や鼻を焼くような刺激臭がたっていました。そこで彼らは直径3mほどの火の玉のような物体と、身長が10フィートつまり約3mほどの人に似た奇妙な怪物に遭遇します。
怪物の姿は、スペードのエースに似た黒い頭に、丸くて赤い顔、光る円形の眼、短い腕で、かぎ爪のような手で、腰から明るい緑のひだひだの衣を吊り下げており、それが宙に浮いたまま向かってきたそうです。
一行は慌てて逃げ出し、丘を駆け下りました。そして保安官と知り合いの居る地元の新聞社に連絡したのです。
折しもこの2ヶ月前にワシントンでUFOの目撃騒ぎがあり、地元から発信されたニュースはまたたく間に全米で話題になりました。そして、事件の翌週には遭遇者の一部がテレビ出演するまでに至りました。そして日本にも「3メートルの宇宙人」として伝わったのです。
しかし、フラットウッズ・モンスターの騒動は超常現象調査団体「サイコップ」の調査によって一旦沈静化します。
フラットウッズの丘は顔の白い大型のフクロウ、メンフクロウの生息域であり、枝にとまったメンフクロウを見た可能性が高い。かぎ爪の様な短い腕もメンフクロウの爪で説明が付きます。そして、赤い光の球体は霧によって光が散っていた航空障害灯ではなかったかと。その後、空軍の調査も同様の結果となったのです。
また、9月12日にはフラットウッズを含む広い地域で隕石の目撃もありました。なので、霧、隕石、メンフクロウ、航空障害灯でほとんどの説明が付いてしまうのです。
しかし、それでもなお、刺激臭の疑問が残ります。その刺激臭のせいで目撃者は数日間、身体の不調を訴えているのです。
更に、事件の翌日、9月13日の夜、フラットウッズから20kmほど離れた町、フレームタウンでも、観光に訪れた若いカップルが、硫黄のような臭いがする中、UFOと爬虫類のような宇宙人と遭遇したという話もあるのです。
余談ですが、フラットウッズ・モンスターに似た宇宙人は2018年に山形でも目撃の報告が上がっていますよ。まあ、相手が宇宙人なら、今の日本に現れても不思議はないでしょうね。
今回はUFO事件簿の「フラットウッズ事件」の記事、東スポWEBの「3メートル宇宙人が山形に出現!?目がソフトボール大の生命体」の記事と、Wikipediaの「フラットウッズ・モンスター」の項目からお話しました。
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それではまた、らいら〜い🖐
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