見出し画像

「おてつたび」を一言で説明すると・・・

今年はじめての「おてつたび」を山形県西川町で終えて帰宅しました。時を同じくしておてつたび事務局から1通のメールが届きました。

【おてつたび】事後アンケート・レビューのご連絡

参加者全員に届く参加後のアンケートで、今回のおてつたびの満足度や今後の改善点について意見を寄せてくださいといった内容のものです。

事務局内でしか共有されない質問もあれば、受け入れ先と共有される質問もあり、おてつたびの改善に反映させていこうという前向きな意図が汲み取れます。

実は、これまで4回のおてつたびを経験してアンケートには毎回答えているのですが質問はどれも同じだったと記憶しています(たぶん・・)

そこに今回新しい質問が加わりました(おそらく・・😅)

新しく加わったであろうその質問は、「誰かにおてつたびを”ひと言”で説明するとしたら、何と説明しますか?」です。

「面白い質問だな」と思いました。
事務局さん、宣材に使おうと考えているのかな?とゲスの勘ぐりをしつつ思いを巡らせると、ボクなりの「ひと言」がいくつか出てきたので今回はこれについて綴ります。
 

誰かにおてつたびを”ひと言”で説明するとしたら何と説明しますか?

ボクの面倒くさいところなのですが、”ひと言”っていうのは「ひとつの言葉」「一語」ですよねぇ、これをきちんと守ろうとすると「さすがに表現にムリがあるんじゃないの?」と悩んでしまいます。

たぶん事務局の意図はそこにこだわりはなく、自由に表現してみて!ということなんだと思います。また、さすがに一語で表現する自信もないので、宣伝などで使われるような短い謳い文句(=キャッチフレーズ)を意識して表現してみました。
 
 

「おてつたび」をひと言で表すと

ボクにとってのおてつたび。あくまで55歳のオジサンの主観ですが3つ考えました。

  • 全国自力旅

  • 3割の非日常

  • 老化防止の処方箋

いかがでしょうか?イメージわきますか? 
  
 

全国旅行支援から「全国自力旅」へ。これはブームになるかも!?

コロナ禍で観光業は大きな痛手を負いました。それに対して行政は、Gotoトラベル、県民割、最近では全国旅行支援なる策を次々に打って内需を下支えしようと躍起です。

2023年からサービスは縮小されますがお得に旅行ができるのは嬉しいですよね。

でも本来、旅行は自分で稼いだお金でするものだし、支援制度はいつまでも続くわけではないので「支援を受けて」から自分で旅費を稼ぎながら「全国自力で行く旅」はアリだと思います。特にボクのように時間がある人間には😁
 
おてつたびは、比較的旅費の捻出に苦労している大学生などの若い世代の利用が多いと思います。でも、最近はボクのように早期リタイアしたシニア世代も多く見かけるようになりました。リタイア後自分の力で稼ぎながら全国を旅する。元気で時間を持て余す旅行好きのシニアは思いの外たくさんいますのでこれからブーム到来の予感がします。

全国を旅するのに「時間がないから」は仕方ありませんが「お金がないから」を言い訳にしない! それが「全国自力旅」です😆
 
  

ボクにとって「3割の非日常」が心地いい

2つ目は感性に訴えたいと思います。

ボクは退職後、当面はおてつたびを利用して月の10日程度を過ごせたらいいなぁと思っています。割合にすると3割程度です。なぜか?

退職後の日常はそれほど多くの変化はありません。また、逆に多くの変化があっても困りものです。ボクにとってちょうど良い、変化やイベントが3割なんです。なぜか?

旅に出ることで、その土地の文化に触れることができます。初めての景色に出会い初めて食べる地域の名物料理に舌鼓を打つことは「非日常」以外のなにものでもないのですが、これが毎日続くと「非日常」は「日常」になってしいます。この境目が3割。これは個人差があるでしょう。
妻がこれを見たら「3割もか~い👹」となるのは必至ですが、ここは踏ん張りどころです(笑)
 
さて、みなさんにとって非日常はどれくらいありますか?
 
 

多世代交流は精神的な「老化防止の処方箋」

3つ目は実感していること。です😁

今回訪れた山形県西川町のおてつたびには、多くの世代の皆さんが参加をしていました。特に多かったのが20代の若者たち。

期間中に若者たちから親しみを込めて「ほらちゃん」と呼ばれていました。ホントに若返った気がします。精神的に(笑)

もしかしたら、愛称で呼ばれることに抵抗のあるヒトや若い世代との交流に疲れてしまうヒトもいるかもしれません。が、幸いボクはそのようなこともなく終始楽しい時間を過ごすことができました。

加えて、同世代だけが集まると必ず出るのが「不健康自慢」と「同僚たちの出世や人事の話し」です。

ところが、期間中はそんな話題はこれっぽっちも出ませんでした。当たり前ですが若い世代の皆さんにとってそんなことは関心事ではないのでしょう。

多世代が一つ屋根の下で共同生活を送った今回のおてつたび。
若者からの意見も聞かなければいけませんが、ボクは「アリ」だと思います。

以上、あくまでもボクの主観で3つ考えてみました。
皆さんにとってのおてつたび、一言で説明すると何ですか?


さて、これを以って長く書いてきた「おてつたび」シリーズは一旦のキリとします。改めて「全国自力旅」を経験した後に、続編をしたためるつもりです。

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?