楽しく、集中した学びの空間を作る2つの鍵ー日々の授業から考える
こんばんは、ほっぷです。
11月も中旬に入り、朝晩は冷える日が増えてきました。コロナの問題もありますが、体調管理には気をつけていきたいところです。
さて、この時期の中学校では公開授業週間というものがあり、ほかの先生方が行われている授業を見学し、学びを頂戴する機会があります。
生徒たちが楽しく、集中して学びを得られる授業には何が必要なのか。いくつかの授業を見学するなかで、改めて気づいたことがありました。
今回は、それを言語化していきたいと思います。
1、Relax(安心できる空間であること)
1つは、リラックスした空間であること。その空間が素直に自分の思いや意見を表現できる場であるかどうかは重要な事項であるように思います。
もし、安心できない空間である場合には、自分の思いを表現することにためらいが生まれ、表現力の向上や他者からの学びを得る機会を失ってしまうことにつながりかねません。
そういった意味合いでも普段の授業、生徒とのかかわりから安心して自分の思いを表現できる場づくりをしておくことは大切だと思います。
2、Comfortable(快適な空間であること)
1のリラックスに加えて快適さが与えられると、さらに授業に参加する意欲が増すのではないかと感じています。
つまり、自分の表現を他者に受け入れたり、褒められたりする経験を得られる場であるかどうか。それは拍手やうなずき、前向きな言葉がけで作られる対話などによって実現しうるものかもしれません。
生徒1人1人の表情や発言を大切にしながら、全体へと波及していく。そうすることで「私はこの授業で必要とされているんだ」「私の学びは誰かにいい影響を与えるんだ」と前向きな気持ちを生むことにつながるのではないかと思います。
まとめ
今回は、2つのキーワードにまとめながら、楽しく、集中して学べる場について考えてみました。
やはりたくさんの授業を見せていただくことによって、自分の大事にしたい部分や「自分だったらこうする」といった実践につながる気づきをもらうことができます。
授業公開週間が終わっても定期的に学びを得に見学に行くつもりです。
いただいたサポートは、さらなる勉強として本代に充てさせていただきます。