イメージの限界

「なりたい自分をイメージしてみよう」というよくある目標設定の一段階。

突飛な空想でもいい。なりたい目標の自分をイメージして、いま足りていないことを知り、努力の目的地に印をつける。

大切な作業だ。

ただ、この最初の作業が難しくなってきた。理想をイメージしようにも、そ過去と現在の自分が発揮できる最大限の姿になりがちになってきた。

天井が見え始める、というのはこういうことなんだろうか。やがてそこにあるシミのひとつひとつ、剥がれた塗装や木目まで、見えるようになるのか。

うっせえ！と突き破ることができるかもしれないし、そんなパワーもうどこにもないかもしれない。

今はとにかく、もう一度なりたい自分を大きな絵で描いてみる。それが必要かもしれない。頭の中に特大の模造紙を用意しないと。いまはA4のチラシの裏で、特売の文字が透けて見えている気分。夢を描こうにも小さすぎるし、透けて見える割引率が現実を呼び起こす。

写真で何を撮りたい？なんの映像を撮りたい？英語やスペイン語で何を為したい？ワインワインって、ワインとどんな風景を作りたい？

正月休み最後の1日で、どれだけ大きな絵が描けるか。

そんな夜中。あけましておめでとうございます。

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