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いまからこの先の明日は

ちいさな人たちは
『いま』あることに
こだわることがある

過去にあったことや
未来にあることは
時間の流れを感じる力が弱くて

この先のことを想像することが
難しかったりする

これが終わったらね
片付けてからね
またあとでね

ということが理解しづらくて

『いま』起こっている出来事が
とても大切なことだったりする

少しずつ時間の流れが
理解できるようになって

あとで食べられるおやつとか
明日おばあちゃんに会えるとか

ママがお迎えに来るまで待つとか
パパが夕方に帰ってくるとか 

夕方になったら夕焼けが綺麗とか
夜にはお月様が光っているとか

暖かくなったら春が来て桜の花が咲くとか
夏になったら暑くなって蝉が鳴くとか

葉っぱが色づいてきて
秋にはどんぐりが落ちてるとか

冬には雪が降って
楽しいけど寒いとか

『いま』がたくさんあって
この先のことがあることを
少しずつ理解できるようになって

今日の次は明日が来る

この先のお楽しみを
待つことができるようになってくる

明日は、なにを食べようかな
明日は、なにをして遊ぼうかな

また明日会おうね

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