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半年ホームステイ。得られたのは、自己形成、愛。

本当の自分をシェア。これが苦手。(おそらく特殊な家庭環境が大きく影響している)
風の星座、双子座。みんなの周りをフワリふわり。
深く干渉せず、丁度いい距離感を、最も心地いい関係を無意識に、上手な境界線を勝手に提供させて頂きます、これが、私。
でも実は誰よりも人好きで、甘えっ子。1回懐いたら一生恩に感じて、どこまでも付いて行きます。(ほぼ依存)

上京してから学校でもバイト先でも少し会話をすれば大抵は(表面上の)自分にプラスの印象を持ってくれる、でも本当の私は誰も知らない。
"誰も私の事を知らない世界で生活したい"
想いが制御不可になった大学3年生。選択したのは海外留学。お互い、生い立ちや国籍、言語何もかもゼロから始められる、誰も私のことを知らない環境に身を置きたかった。

カナダはナナイモ、大都市バンクーバーからフェリーで一時間、シカやリスと通学可能な大田舎。この島で半年間、留学、ホームステイ。

見知らぬ誰かと半年も共同生活? 正直キツいです、一人暮らしを三年謳歌した私は世間様用の自分も一緒に連れて搭乗した。

片道50km、時差16時間、まさに昼夜逆転。
かつては鎖国だった日本、対して移民大国の北米。
実はすごく不安だった、留学。

私のホストファミリーは、独身のマザー1人。
出国前にメールで連絡をとっていて
写真や文面から伝わってくる包容力。
彼女なら大丈夫、うまくやっていける、そう言い聞かせて空港で迎えてくれる姿を探す、と、

周りの誰よりも笑顔で美しい女性が一人、
大股でこちらに歩いてくるなり、
初めましての挨拶を一言、ようこそって
抱きしめてくれた。

ああ、この半年で私の何かが大きく変わる、って
その時確信した。

___________________彼女のブロンドヘアは笑顔と一緒にいつも眩しいくらい輝いてた




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