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生命感のある豆〜Indonesia Lintong Mandheling Batak Blue Sumatra〜

湿度の高い気候のため、カビが発生しやすいインドネシアでは、スマトラ式という独特の精製方法を伝統的に用いてきました。豆のもつ味わいにその精製方法が相成り、大地感と呼ばれる力強いフレーバーが生まれるスマトラ式の豆。このリントン地区のバタックブルーという名の豆は、その大地感がはっきりとわかる中にどこか花のような香りがあり、優しい甘みでドリンカビリティの高い力強さを楽しめます。瑞々しく生きる植物や木、大地のような印象は、熱帯性気候の生命感をいただいているような気持ちになり、余韻のある後味を追いかけたくなる1杯になりました。

インドネシア リントン マンデリン バタックブルー
〈地域 / 農園〉 インドネシア スマトラ島 リントン地区
〈標高〉1,100-1,400m
〈品種〉 アテン、オナンガンジャン、シガラルタン、ジンベル、ウスダ
〈精製方法〉スマトラ式
〈テイスティングノート〉香木、タバコ、大地感、バラの花、杏、ベリー、はちみつ

▶︎コーヒー豆をビール瓶で保存する理由

その味わいを出すために、当店では、
・焦げ味が出ないように焙煎し(焦がさない焙煎)
・焙煎直後から耐圧容器内で圧をかけて保存する(加圧熟成)
ことで、さらにまろやかな味が持続することを目指しています。
味の定着には、二酸化炭素で圧をかけて酸素に触れない環境下(ビール瓶内)でエイジング(コンディショニング)を行います。
様々なコーヒーの持ち味が、バラバラではなく角がとれてまろやかにまとまり、3〜4ヶ月が経過した後からさらに味わいの変化をお愉しみいただけます。
賞味期限は未開封で2年。開栓後は1〜2ヶ月は美味しく召し上がっていただけます。
開栓後も瓶のまま蓋をしっかりと閉めて保存していただければ、さらに味は変化していきますので、お客様のお手元で、是非コーヒーの成長をお楽しみいただければと思います。


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