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どのシーンにもどの時間にも~Colombia La Secreta Ancestral washed~

落ち着いた味わいに、きれいな酸。朝の1杯にも、仕事途中のブレイクにも、邪魔することなくさりげなく元気をくれるようなコーヒーです。

この品種 Cenicafe 1 は、病気に強く生産性が高い、コロンビアで開発された新しい品種です。収穫される豆のうち高品質な豆の割合が高く、カカオ、蜂蜜、ヘーゼルナッツのような風味を持ち合わせているとされています。派手すぎず飽きないというのはポテンシャルのひとつだと思うのですが、この豆はまさに、オールラウンダーでドリンカビリティの高い「使い勝手の良い」豆になると思います。
今後コロンビア国内に展開されていくのが楽しみな豆です。
強すぎない個性は、サラダのフレッシュさとのコンビネーションも良く、朝食のお供にも頼れる味わいです。マリネやカルパッチョなどの酸味と合わせるのもオススメです。

Colombia La Cecreta Ancestral Washed
〈地域/農園〉Antioquia, Sierra Nevada / La Secreta
〈標高〉1,950mくらい
〈品種〉Cenicafe1
〈精製方法〉ウォッシュト
〈テイスティングノート〉プラム、ストーンフルーツ系の酸、レモン、シロップ、蜂蜜、マドレーヌ、きな粉、カカオ、ブラッドオレンジ、フラワリー

その味わいを出すために、当店では、
・焦げ味が出ないように焙煎し(焦がさない焙煎)
・焙煎直後から耐圧容器内で圧をかけて保存する(加圧熟成)
ことで、さらにまろやかな味が持続することを目指しています。

味の定着には、焙煎してから1週間もしくはそれ以上、二酸化炭素で圧をかけて酸素に触れない環境下(ビール樽内やビール瓶内など)でコンディショニングを行います。
これで、様々なコーヒーの持ち味が、バラバラではなく角がとれてまろやかにまとまります。
そして、樽から出した後も、空気が触れないような容器の中であれば、さらに味は良いほうへ変化していきます。
お客様のお手元で、是非コーヒーの成長をお楽しみいただければと思います。

当店のコーヒーは、沸騰直後のアツアツのお湯から淹れることを推奨しています。
焙煎による苦味がないので、高い温度で淹れ始めることで豆が持っている個性がはっきりと出ます。
ペーパーフィルターで淹れて、すっきりとしたフレーバーを楽しむのも良いですが、コーヒー豆のオイルも一緒に抽出されるフレンチプレスのような淹れ方も、甘味が余すところなく出てオススメです。


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