見出し画像

優しさが力になるコーヒー

「この豆はありますか?」
と、去年購入されたコーヒー豆のボトルの品質表示シールの画像を見せてくださった方がいらっしゃいました。

「とても美味しかったので」
という声を何度も聞いた「タイ サイアム ブルームーン」
お待たせしました。今年も販売します!

Thai SIAM BLUE 
〈地域〉タイ チェンライ
〈品種〉カトゥアイ、ブルボン
〈標高〉1,000-1,300m
〈精製方法〉ウォッシュト
〈テイスティングノート〉
プラムなどのストーンフルーツ、さくらんぼ、アーモンド、黄金糖、レモンカード


その昔、ブッダが一晩泊まったとされる場所にある泉の水で精製されたこの豆。パワースポットとして有名な泉の聖水に力を授けられたような、透明感のあるしなやかに優しい味わいで、朝から夜までどのシーンにも馴染む飲みやすさです。

酸味・甘味・コクのバランスが良い「カトゥアイ」と、風味豊かな「ブルボン」という品種の特徴が、精選工場で丁寧に仕上げられていて、どなたにでも飲みやすいバランスの良い優しい味になっています。

きれいな酸味はプラム系。
甘味は黄金糖のような雑味のない透明感の余韻が長く、
マドレーヌやナッツのような甘く香ばしい香りを持っています。

ちょっと疲れた時に力づけてくれるような、
嬉しい時に一緒に喜んでくれるような、
隣にいてくれると嬉しいコーヒーです。

そしてその豆を当店では、
・焦げ味が出ないように焙煎し(焦がさない焙煎)
・焙煎直後から耐圧容器内で圧をかけて保存する(加圧熟成)
ことで、さらにまろやかな味が持続することを目指しています。

味の定着には、焙煎してから1週間もしくはそれ以上、二酸化炭素で圧をかけて酸素に触れない環境下(ビール樽内やビール瓶内など)でコンディショニングを行います。
これで、様々なコーヒーの持ち味が、バラバラではなく角がとれてまろやかにまとまります。
そして、樽から出した後も、空気が触れないような容器の中であれば、さらに味は良いほうへ変化していきます。
お客様のお手元で、是非コーヒーの成長をお楽しみいただければと思います。

当店のコーヒーは、沸騰直後のアツアツのお湯で淹れることを推奨しています。
焙煎による苦味がないので、お湯の温度を下げる必要がなく、逆に高い温度で淹れることで豆が持っている個性がはっきりと出ます。
ペーパーフィルターで淹れて、すっきりとしたフレーバーを楽しむのも良いですが、コーヒー豆のオイルも一緒に抽出されるフレンチプレスのような淹れ方も、甘味が余すところなく出てオススメです。



この記事が参加している募集

私のコーヒー時間

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?