見出し画像

花の蜜のような甘味~Rwanda Kibirizi WS Honey~

「ルワンダ キビリジ WS ハニー」は、柔らかい甘味が際立つ中に、花のようなニュアンスやスパイシーさ、グラッシーな風味も感じる、優しく層を織りなす豆です。
パストラミのサンドイッチや卵サンドなど、しっかりしたボリューム感があるパンと合わせると、風味が広がりペアリングが楽しくなります。
ホッと一息の1杯にも効果絶大な味わいですが、是非お食事と合わせてみてほしい豆です。

1,800m以上に位置する地域の農家から集められた豆は、キビリジウォッシングステーション(WS)で精製されます。ハニー(パルプドナチュラル)という精製方法は、ウォッシュトとナチュラルの間に位置するような、甘味や風味とクリーンさを併せ持つのが特徴です。この豆もまさにその利点を充分に持っていて、存在感のあるジューシーさを楽しんでいただけます。

Rwanda Kibirizi WS Honey
〈地域 / 農園〉南部ニャマガベ地区の小規模生産者 / キビリジウォッシングステーション
〈標高〉1,770m(Kibirizi WS)
〈品種〉Bourbon
〈精製方法〉ハニー(パルプドナチュラル)
〈テイスティングノート〉レモン、紅茶、はちみつ、さくらんぼ、スパイス、グラッシー、フラワリー、ハーバル

その味わいを出すために、当店では、
・焦げ味が出ないように焙煎し(焦がさない焙煎)
・焙煎直後から耐圧容器内で圧をかけて保存する(加圧熟成)
ことで、さらにまろやかな味が持続することを目指しています。
味の定着には、焙煎してから1週間もしくはそれ以上、二酸化炭素で圧をかけて酸素に触れない環境下(ビール樽内やビール瓶内など)でコンディショニングを行います。
これで、様々なコーヒーの持ち味が、バラバラではなく角がとれてまろやかにまとまります。
そして、樽から出した後も、空気が触れないような容器の中であれば、さらに味は良いほうへ変化していきます。
お客様のお手元で、是非コーヒーの成長をお楽しみいただければと思います。
当店のコーヒーは、沸騰直後のアツアツのお湯から淹れることを推奨しています。
焙煎による苦味がないので、高い温度で淹れ始めることで豆が持っている個性がはっきりと出ます。
ペーパーフィルターで淹れて、すっきりとしたフレーバーを楽しむのも良いですが、コーヒー豆のオイルも一緒に抽出されるフレンチプレスのような淹れ方も、甘味が余すところなく出てオススメです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?