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#3 著書「夢をかなえるゾウ」で一番響いたこと&その意識からの引き寄せの不思議

はじめよう、ゆるっと活字生活。

産後3か月くらい経過したある日
改めて自分がどう過ごしているか振り返ってみると、、
①赤ちゃんとの生活(お世話&遊び)
②家事(洗濯、料理、時々掃除)*取りこぼしは夫がフォローしてくれる
③睡眠(昼寝含む)
④ながらスマホ(LINEの返信、SNS、ネットニュース)

赤子がいる4人家族の生活をまわすための必要最低限の行動
①~③をやりながら得られる隙間時間がほぼ④になっている事に気づき
「そのスマホ時間に生産性はどれだけあるの?」と問いかけた時に
結構ぞっとしたのです。

第一子の子育てを振り返ると
1日の中で子供と一緒に過ごす時間が長かった3歳くらいまでは
「スマホをいじっている姿をあまり見せない」を意識してました。
そう、過去形ね。

復職してからは、業務時間外にスマホでメール確認する事もあるし
「あの件、大丈夫だったかな?」とつい休日でも子供の前でも
スマホチェックする習慣もついてしまい
その延長で、スマホは手放せないお友達に。
そんな習慣が身についたまま、
妊娠→第二子出産→育休突入

なので、今は日中でも夜でも
子供が寝たら、ソファと一体化してスマホ片手に
「あれ?もう2時間経過?」なんてことが普通にあり
働いていた時の習慣が抜けずに、単なる中毒になっている
ことにものすごい危機感を覚えまして、、

図書館が徒歩圏内という立地も活かし
このスマホの時間を読書に充てようと意識し始めたのでした

というわけで、2週間というレンタル期間サイクルで
色々な本を借りてみて、常に家の中に新しい本がある環境を作りました。

「ゆめをかなえるゾウ」(著:水野敬也)を読んでみた

そんな、図書館生活を始めた中で、この本を選んだ理由はとっても単純。
以前から、私が④の時間の中でお世話になっていたYOUTUBE番組
「まこなり社長が勧めていた、自己啓発本だから」

彼が勧めるベスト3の他2冊、
「嫌われる勇気」「7つの習慣」も過去読んだことはあるけど
産後ボケかつ活字離れで、脳みそリハビリ中の私には
小説調のこの本が一番読みやすかったです。

さらに、図書館で本を予約待ちしている間に
中田敦彦のyoutube大学で本のあらすじを予習をしていた事もあり
かなり、すんなり読むことができました。
忙しい人は、この2つのYoutubeを見るだけでも
大体のあらすじは理解できるので
十分得られるものがあると思います。

けど、やっぱり自分の中に取り込むためには
自分で手に取って読むことをお勧めするかなー

*前半と後半に分かれていて、このリンクは前半部分になります

一番印象に残ったこと:「何かをやめてみる」


20代の頃にこの本を読んでいたら全く違う印象を受けただろうな
というのが、この本を読み終わった後の印象です。

その前提で、今の私が「確かに!!」と思った事
「何かをやめてみる」

自分が置かれている環境を変えたいなと思う時は
何か新しい事をやろうとする前に、まず何かをやめること。

新しいものを迎え入れる空間を作るという点では
断捨離の考え方とちょっと似ている気もする。

時間には限りがあると分かっていながらも
今まで当然のように続けてきたことをやめる事って
ものすごく勇気がいるのも事実。

中学から大学まで体育会系でやってきた私としては
「やめる=諦め」のような悪いイメージが根付いているんです。
なので、コツコツ積み上げてきたものを辞めることは
自分を否定すると思ったりします


が、30代も後半になると、色々な経験も積んでいるわけで
「なんで、当時はあんなことしてたんだろうか。。。」という
エピソードも結構持ってたりするんです。

そうやって、人生のいくつかのターニングポイントでは
新しい事を始めると同時に無意識に何かを手放していた
気がしなくもない、、、のですが当時はやめたという自覚すらない。

若さゆえに、若干のキャパを越えてもなんとか乗り切れた部分もあり
要領悪かったなと反省する事、結果が実らなかった事など
「やめれば良かった?」と振り返って思う事はいくつもあれど
「やらなきゃ良かった」と思っている事はあまりないんですよね。
自己否定したくないので「無駄な経験は何一つない」と
うまく正当化しているのかもしれませんが、
これ自体は悪い事だとは思っていません。
だって、過ぎてしまった事を悔いても、何も産まれないからね。

もし当時「やめること」をもう少しうまくできていたら
もうちょっと世渡り上手な人生を歩めてたのかな?と思うと
断捨離同様、定期的に自分の周りに余白を作るための見直しは
今後は大事なのではないか?という気づきがありました。

でも、冒頭の話に戻るけど
自分が今どのようなライフステージにいるか
どのような環境に置かれているかで、
どこが印象に残るか、受け取り方が異なってくると思うので
20代の私が読んでいたら、もっと他の部分に注目していたと思います。

追い打ちをかけた、ワーママはるさんのVOICY

不思議なもので、自分の中で「やめる意識」の気づきがあると
似たような情報が引き寄せられるように。
これは引き寄せてるというよりも、
単に自分の意識の中にあるので、注目しやすいのかもしれないですが

はるさんのこのVoicyを聴くと
「やめられない習慣は断つことができる」ということが
具体的な事例と共に、よく分かります

強い意志をもって、明日からやめる!!!という事はかなり難しいので
行動パターンを把握して、代替できるものを探して
まずはそちらにシフトしていく事から始めること。

転職や起業など、ビジネス寄りのアクション
育児やチームプレーなど自分ひとりじゃできないこと等
全てに当てはめることができないと思うものの
自分の日常の中で1つや2つくらい取り入れられるものはありそう。

そして、そのアクションが上手く習慣化できたら
良い方向に物事が進んでいくのだろうなと、思うわけでした。

仲良しの友達がまさに実行に移していた

私は、2016年から3年間シンガポールで1人目の子育てに奮闘しながらも
Mothers' Earth Communityのサポートメンバーとして活動していました。
そこから大切な知識のみならず
かけがえのない仲間も得ることができた、とても大切な場所でした。

私が参加した当時は設立2年目を迎えるあたり
その後、このコミュニティは法人化したり、運営の形が変わったり
関わる人が増える事で、良い風が流れたりしている最中で
私は涙涙の本帰国、、、
それから半年後にコロナ蔓延し、今までの活動に一気に制限が、、、
日本にいる私はリモート講義が充実したことで、
逆に育休中に講義に参加することができたり良い面もあったのですが
代表の決断で、8月末に活動休止することになりました。

代表の安田菜穂子ちゃんは私にとっては
休日の朝にゆっくり飲むコーヒーのような存在。
話をすると気持ちが一気に解放されてリラックスさせてくれると同時に
常に前に進んでいる彼女の目線が、適度に心地よい刺激をくれる。
一緒に過ごした時間の後はいつも、良い余韻が味わえる人。
今はシンガポールと日本で物理的な距離も離れているし、
頻繁に個別で連絡を取っているわけでもないけど、
共に過ごした思い出が全て私の心の支えになっている
(って、こう言葉にすると、なおちゃん凄いな(笑))

5年間コツコツ積み上げてきたものを、やめることは
相当な勇気が必要だったのでは?と思ったのだけど
本人と話したら、ものすごい前向き!!
活動休止というより、環境の変化による新たな一歩。
2020年12月からの「風の時代」に象徴されるような
そんな軽やかな決断に、まだマインドがモノを所有する
「土の時代」に若干取り残されている私は
はっ!とさせられる部分がありました。

その後、早速Podcastをはじめた彼女の活動を応援しつつ
そろそろ私も何か動き出そうかなと思い始めました。

で、私は何をやめるのか?

最終的な着地点はここ。
これまで、やめることに意識がなかった私に
今やめられる事ってあるのかな?と

保育園の送迎時に自転車こぎながら、ここ数日考えていたんですが
今、仕事をお休みして育児に専念している「育休」をもらっているので
私の平日の大部分だった「仕事」はすでに一時的にやめているし
ダラダラしたスマホの時間に関しては危機感を感じ、やめようとしているし
赤子の世話は自分のタイムスケジュールに支障が出ようともやめられないし

と考えたら、これ以上やめられる事ってあまりない!?
(強いて言えば、誘惑に負けて食べちゃうアイスとかお菓子とか?)
むしろ、この貴重な育休中にはじめられる事に
もう目を向けていいんじゃないか!!
と思っています。

断捨離も得意じゃない私なので、実はもうちょっと考えたら
まだやめられる習慣もあるような気もするのですが。。。
目に見えない事に関しては、習うより慣れよで
残り半年の育休中に、随時見直していきたいなと思います。

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