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学校の先生が自己投資に至らない悲しい現実

日頃から学校の先生に対して
深刻な問題の1つとして
「学校の先生が自己投資に至らない」
ことが挙げられます。

この問題について
思いを巡らせてみます。

【目次】
● なぜ学校の先生は自己投資できないのか
● 自己投資の意味
● 学ぶことはもっとも贅沢な遊び

● なぜ学校の先生は自己投資できないのか


自己投資とは自分を高めるために
お金を支払って本を購入したり
セミナーを受けたりすることで己を磨き
時に仲間と主に切磋琢磨することを指します。

日本の学校の先生は驚くほど
自己投資の習慣がありません。

なぜなのか⁉️

それは
小中高大学と
すべての学びに必要なお金を
自分ではなく親が支払っているからです。

お金を支払うとは痛みを伴います。
痛みとは覚悟と決断につながります。

筋肉痛にならないと
筋肉がつかないように
ある程度の痛みを伴うことが
とても大切です。

しかし
とても残念なことに
最も学校教育に順応した人が
教師になるわけですから
自己投資を最もやらずに
生きてきた人間なのです。

さらに
先生になると
学校や教育委員会主催の
無料の研修に半強制的に参加させられますので
ますます
自己投資から遠のきます。

さらに
残業手当がつかず
部活動の指導時間も
先生の熱意と善意の支えで
ほぼ無料のボランティアに近い形で
行われていることが習慣化されているため
無償で働いて時間や労力を奪われた人は
お金をかけて学ぶ意味が
見いだせなくなるのです。

先生個人の問題だけなく
構造的な問題とも言えます。

学校の先生は
与えられたスケジュールや
与えられた内容(教科書)では
手腕を発揮しやすいですが
自ら時間を生み出し
遊んだり学んだりする習慣が
ほとんどありません。

つまり
自己投資ができないのは
タイムマネージメントの問題でもあるのです。

また
学びにお金を払えないないという問題は
根本的にお金とは何かについて
学ぶ機会が学校にはほとんどないので
自己投資ができないのは
マネーリテラシー(お金の本質を学び読み解く力)の問題でもあります。

先生も生徒も、時間とお金の本質を学ぶ機会がないのは由々しき事態でしょう。


● 自己投資の意味

ありがたいことに
僕は大学時代の教育実習の
指導教官からこう言われていました。

「久保田くん、先生はね、お金を払って学ぶ機会がほとんどなくなるから、500円でもいいからお金を払って学ぶ習慣を身につけるんだよ。今は学生でお金がないかもしれないけど、必ずその意味が分かる時が来るから」

今思えば
この出会いは
かなり大きいものでした。

僕にとって
自己投資の意味とは
お金を払うことで覚悟と決断を自分に促し
自分の成長や進化が
どうしたら周りにいる人の役に立てるのかを
イメージできることです。

したがって
自己投資とは
成長と貢献の循環が生まれることなのです。

もちろん
すべての自己投資が良いものとは
限りません。

学ぶ中でハズレだなぁと
思うセミナーや書籍に
たくさん出会ってきました。

それもまた
自己投資の大事な醍醐味の1つです。
不味いものを食べるから
美味しいもののありがたさが分かるのです。

だからこそ
これだと思った学びに
僕は自己投資を惜しみません。

一生続けていくでしょう。

なぜなら
自己投資することが
自分も相手も豊かになれる
最高の在り方であり
最高のやり方であることが
腑に落ちているからです。

● 自己投資は最も贅沢な遊び

最近よく思うのが
自己投資は最も贅沢な遊びだと
いうことです。

① 知らないことを知る喜び。

②学ぶことで
できなかったことができるようになる喜び。

③ 仲間との学び合いの中で新たな気づきやアイデアが生まれる喜び。

④学ぶことで
周りの人の役に立てる喜び。

子どもの遊びは①②③は満たされていますが
自己投資という
大人の究極の遊びは
①②③④と
すべてが
満たされています。

こんな
素晴らしい自己投資を通した喜びを
1人でも多くの先生に体感してほしいと
いつも願っています。

僕が立ち上げている
オンラインコミュニティ
NEXT ROAD(NR)は
そんな自己投資を楽しみながら
学び合い高め合える空間を
作っています。

これからも
縁ある人ともに
豊かなコミュニティを
作っていきます☘️

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