「自分のことしか考えない」教師が生まれる構造とその対処法
4月を迎えました。
昨年まで教職に就いていた身として
この時期ほど
多忙感に苛まれることはありませんでした。
それほど
膨大な作業や業務に追われて
自分を見失う時期が
4月前半です。
多忙になればなるほど
人間は心を亡くしますから
自分のことしか考えられなくなります。
そんな途方もない多忙感から脱却できた
キッカケになったのが
自己投資の学びの出会いでした。
学校の外で学び
学校生活を俯瞰する環境を得てからは
驚くほど
4月の多忙感が無くなりました。
多忙感が消えると
ありがたいことに
周囲の命の時間に
思いを馳せることができるようになります。
最初に得た学びが
タイムマネージメントでした。
人間は時間を命として
使っているわけですから
時間の学びが学校にないのは
おかしいのです。
ただ
残念ながら
時短術などの
スキル・テクニックについて
本を読んでいる教師はいても
時間の本質について学んでいる教師は
ほとんどいません。
僕自身がやらねばと
縁ある人に向けて
タイムマネージメントのセミナーを
不定期に開催しています。
3月は敢えて
平日の午前中に年休を取らないと
参加できない形にしました。
自分の時間を生み出す経験を
してほしかったからです。
日本の教育システムの最大の問題は
中高時代の受験勉強をピークに
大学生や大人が
勉強や自己研鑽をやらなくなることにあると
僕は捉えています。
人生は長いです。
本来なら
大人になってから
学ぶ方が何百倍も楽しいですし
人生が大きく好転します。
教師も
教材研究や学級経営など
教育の中で教育を学ぶことはしても
教育界の外に出て
多様な価値観を持つ人に触れる経験を
持つことなく
いたずらに時間は過ぎ去ります。
教師が自己投資や自己研鑽に
時間を当てられないもう1つの大きな理由は
労働時間の長さです。
とにかく労働時間が長いです。
厳しい言い方をすると
自分で長くして自己満足に
浸っているとも言えます。
たとえば
熱血教師と呼ばれる人の大半は
昼夜、土日祝日を問わず
「子どものために」「学校のために」と
躍起になっていますが
その働き方に再現性がない時点で
詰まるところ
自分のことしか考えていないことに
辿りつきます。
むげに労働時間を増やし
自分にしかできない
働き方をすればするほど
疲弊する教師は増えていきます。
もちろん
時に一心不乱になって
寝る間を惜しんで
教材研究や学級経営に
時間を割くことは大切ですが
あくまで
自分を見失わないこと
そして
周囲の命の時間に思いを馳せることを
忘れないことが先決です。
いくら意識をしていても
今から挙げる4つに当てはまると
人は間違った方向に行きがちになります。
① 知恵がない
② 泉(仲間)がいない
③ メンタルが弱い
④ 欲望にやられる
① 知恵がない
生き抜く知恵は学校の中だけにいても、決して身につきません。教育とは学校だけで完結するものではありませんから、とにかく学校の外へ一歩出て、自己投資や趣味のための時間を作ることが大切です。
② 泉(仲間)がいない
人間は環境の生き物です。自己研鑽や自己投資を楽しめる環境という名の泉がなければ、あっという間に元に戻ってしまいます。そのスピードはとてつもなく速いです。人間は弱い生き物です。その弱さを自覚し、良い泉に浸かることを意識することが何より大切です。
③ メンタルが弱い
ここで言うメンタルの弱さとは、「少し上手くいかなくて落ち込む」「継続できない」「人のアドバイスが聞けず、素直さに欠ける」などです。つまり、やり抜く力が弱いので、鍛えていく必要があります。
④ 欲望にやられる
物欲よりも恐ろしいのが、自己顕示欲や自己承認欲求です。教師の長時間労働の源泉が、「頑張っている自分を認めてほしい」から来ていることを指摘してくれる人は、学校現場には存在しません。なぜなら、ほとんどの教師が長時間労働に慣れているか、酔いしれているからです。
この4つに陥らないために
僕は
エネルギーワークという
自己投資の学びを展開し
NEXT ROAD(NR)という
オンラインサロンを作りました。
もし
自己投資の学びや
オンラインサロンに
ご興味があれば
1度ゆっくりお話ししましょう。
きっと
新たな世界に心躍るはずです。
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